【国際親善試合 日本vsエルサルバドル】君は久保建英を見たか

久保建英狂騒曲

才能のある若者に期待する気持ちはわかるのだけど、
この試合の中継に関しては久保専用カメラなんてものを用意するなど、
ちょっとメディアの皆さんは騒ぎすぎじゃないですかね?

当の久保はこの試合ではベンチスタートだったので、
多くのカメラが試合が行われているピッチではなくベンチを撮影。

久保の登場を今か今かと待ち望む異様な光景に、「気まずかった」と、
至って冷静なコメントを残す久保本人とメディアの温度差が笑えたりもするのだけど。

そんなメディアが待ち望んだ瞬間は後半22分に訪れる。

南野との交代でトップ下に入った久保は、
右サイドで2枚のマークを振り切ってシュートを放つなど、
A代表デビュー戦とは思えない堂々たるパフォーマンス。

確かに18歳になったばかりということを考慮すればすごいことなんだろうけど、
所属のFC東京でもこれぐらいのプレーはやっているので、特段驚きは無いけどね。

ただ、一点気になるとすれば、FC東京では右サイドでプレーしているせいか、
トップ下の位置から右サイドに流れることが多く、
これにより右サイドの堂安とポジションが重なる場面が多く見られたので、
そこは動き方を整理する必要はあるかなと思った。

久保は引き続きコパアメリカに臨む日本代表のメンバーにも選ばれているので、
日本から遠く離れた地でメディアの喧騒から解放されて、
伸び伸びと自分のプレーを見せて欲しいと思う。

可変式3バックは進展したのか

この試合の日本は先のトリニダードトバゴ戦に引き続き、3-4-2-1のシステムを採用。

まあ、このミシャ式と呼ばれる複雑なシステムが2試合目で機能するとは思えないので、
連携面で拙いのはある程度目をつむるとしても、
1トップの永井と右WBの伊東が俊足を飛ばして果敢にフォアチェックを仕掛けたことで、
パスサッカーを志向するエルサルバドルのビルドアップのミスを誘発し、
効果的にショートカウンターを発動することが出来たね。

そんな永井は前半に2得点を挙げるなど、
FC東京での好調ぶりを代表にも持ち込んだような活躍を見せてくれたのだけど、
相手選手との交錯で肩を痛め、後半14分に大迫と交代。

4年ぶりの代表のピッチでついに結果を残したのに、ピッチの去り方は残念だったね。

また、この試合のWBは、SBタイプの長友と酒井ではなく、
WGタイプの原口と伊東を起用したけど、
両WBがサイドの高い位置に張り出すのはミシャ式の代名詞なので、
これからもミシャ式を継続するのであれば、
WBは攻撃に特色のあるこの2人で行った方がいいんじゃないかと思う。

また、ミシャ式のWBと言えば、
ベルギーにいる関根貴大を試してみても面白いんじゃないだろうか。

渡欧してから出場機会に恵まれず苦労していた関根だけど、
今季の後半からは出場機会を増やしていたし、
何よりも浦和時代はミシャ式のWBのポジションで違いを見せていたので、
チャンスを与える価値はあると思うのだけども。

コパアメリカをどう戦うか

コパアメリカはAFCの大会ではないので、
選手の招集に関してJFAに拘束力が無いため、ブラジルに向かう日本代表のメンバーは、
来年の東京オリンピック出場資格のあるU-22の選手たちが中心。

それだけにどうしても育成の場としての傾向が
強くなってしまうのは致し方ないところではあるけど、
南米王者を決める大会に招待国として日本が参加し、
その日本代表のメンバーに選ばれることなんて、
ワールドカップで日本代表のメンバーに入ることよりも貴重な経験だろう。

相手はワールドカップでも結果を残すことが出来る強敵揃いなので、
胸を借りるつもりで思い切ってぶつかってほしいね。

僕もその戦いぶりを是非とも見届けたいところなのだけど、
キックオフが日本時間の朝8時ってのがなぁ…。
コパアメリカの日だけ10時出社とかできないかな…。

日本20エルサルバドル
’19 永井謙佑
’41 永井謙佑