【明治安田生命J1リーグ22節 ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島】またしても手からこぼれていった勝ち点2

青田買いされるガンバの若手たち

情熱大陸の密着取材と並び、
Jリーガーが調子を落とすフラグとされるJリーグタイムの単独インタビュー。

先週の土曜日の放送にて、レイワンというコーナーで食野が取り上げられていたので、
悪いビットが立たなければ良いと思っていたら、まさかのマンチェスターシティへ移籍。

年代別の代表にすら選ばれたことが無い食野に、
イングランドの労働許可証が下りると思えないので、
必然的にイングランド以外のクラブにレンタルされることになるけど、
このルートは、奇しくも1年半前に井手口が辿ったものと同じ。

その井手口の海外挑戦は、故障も相まって散々な結果に終わり、
皆さんもご存じの通り、今夏、ガンバに復帰することになった。

そう言えば、井手口もリーズに移籍する前に、
Jリーグタイムで単独インタビューを受けたことがあったっけ。

もし食野も井手口と同じ結末を辿るようなことがあれば、
Jリーグタイムの関係者はガンバのクラブハウスに出禁だな。

ボールは握るもゴール前の迫力不足は否めず

試合前の情報では、井手口と矢島のダブルボランチになるのではという話もあったけど、
蓋を開けてみれば、お馴染みのアンカーを配した3-5-2で、
髙江を右のインサイドハーフで起用してきた。

ここ7試合負けなしの広島が相手だったので、
厳しい試合を強いられるかなと思っていたのだけど、
気温と湿度の高さを考慮してか、この日の広島は重心が低めで、
前半はガンバがボールを握って試合を進めることが出来た。

ただ、遠藤がベンチに座っていると、ボールを持たされているだけで、
チャンスを作れないという展開が長く続くけど、
この試合では2トップの一角の宇佐美が、
フリーマンのような感じでピッチの至るところに顔を出してボールを受けることで、
ビルドアップがスムーズに行えていたと思う。

しかしながら、宇佐美と2トップを組んだアデミウソンも、
ゴール前に張るタイプじゃないので、
せっかくサイドを崩してもゴール前に誰もいなくて、
チャンスを作れない場面も散見された。

この試合では、広島からレンタル移籍中のパトリックが、
契約上の理由で出場できなかったので、
宇佐美とアデミウソンの2トップにしたのだろうけど、
宇佐美をビルドアップに積極的に関わらせるのであれば、
前線で起点になれる渡邊千真をスタートから起用しても良かったんじゃないだろうか。

追加点が奪えないのなら慎重に試合を終わらせればいいだけの話

後半になって、広島がギアを上げてきたので、
前半ほどガンバがボールを握るという試合展開にはならなかったけど、
マイボールを失った後の攻守の切り替えの早さを見る限り、
直近の2試合で続けて2失点していることを踏まえ、
前節からの1週間で強調して取り組んできたのだろうなというのが垣間見えた。

しかしながら、広島の守備の強度の高さも相当で、
あれだけ1人1人が体を張って怯むことなく守備をしていれば、
失点が少ないのも頷ける。

そんな拮抗した試合は、お互いに選手を入れ替えて活性化を図るも、均衡が破れず、
刻一刻と時計の針が90分に近づいていったわけだけど、
湘南戦、清水戦と、直近のホームでの2試合は、
試合終了間際のゴールで勝ち点3を手にしているので、
また同様の歓喜が訪れることに期待していたガンバサポーターは僕だけじゃないだろう。

そんな期待に応えるかのように後半44分に決まった倉田のシュートは、
ガンバの勝利を確信させるものだった。

…はずだったのだけど、
後半アディショナルタイムにレアンドロ・ペレイラに同点ゴールを許し、
2試合続けてリードしながらの痛恨のドロー。

失点の場面はDFラインが下がりすぎなうえに、
髙尾と三浦はボールウォッチャーになっていたし、
ボールの出所にもプレッシャーに行けていなかった。

しかしながら、そもそも、後半アディショナルタイムに入ったばかりの時間帯で、
カウンターで追加点を狙えるような場面があったけど、
コーナーキープで時間を使うという選択肢もあったんじゃないだろうか。

前節、神戸相手にあのような勿体ないドローを喫しただけに、
その反省を踏まえ、慎重に試合を終わらせて欲しかったね。

GAMBA EXPOの借りはGAMBA EXPOで返す

次節もホームで磐田と対戦。

先月、ガンバから磐田に移籍した今野との邂逅が楽しみではあるけど、
そんなエモーショナルな部分は一旦横に置いて、
J1残留に向け遮二無二勝ち点3を取りに来る相手のペースにお付き合いせずに、
上手くいなしながら試合を進めて欲しい。

また、次節はGAMBA EXPOでもあるけど、
奇しくも磐田には一昨年のGAMBA EXPOで敗れているので、
その借りも返したいところ。

2週間ぶりにスタメンに帰ってくるであろう、
パトリックの爆発に期待したいところやね。

ガンバ大阪11サンフレッチェ広島
’89 倉田秋
‘90+2 レアンドロ・ペレイラ