【国際親善試合 日本vsベネズエラ】モリヤスメルダ

ようこそわが家へ

この日の対戦相手のベネズエラとは昨年の11月に大分で対戦し、
1-1のドローという試合だった。

ただ、その時はスタジアムの周辺道路が渋滞し、選手を乗せたバスのスタジアム入りが遅れ、
十分なウォーミングアップが出来ないまま試合をすることになったので、
本来のパフォーマンスが発揮できなかったことに対するエクスキューズはあった。

あれから1年が経ち、今年、ベネズエラ代表を迎えるのは、
我らがガンバ大阪のホームであるパナソニックスタジアム吹田。

府道1号線に面していて高速のICも近いサッカー専用スタジアムで、
大分で起きたことと同じことは吹田では絶対に起こらないはず。

なのに、大分での試合が素晴らしい試合だったと思えるほど、
この試合の出来が惨憺たるものだったのは何故なのでしょうか。

JFAは前半の分のチケット代を返金した方がいい

この試合のスタメンを見た時、
「今さら親善試合で川島の何をテストするのか?」とか、
「浅野と武蔵の2トップなんてゴールを決めるまでに何本シュートが必要なんだよ」
なんてことを思っていたのだけど、
この日の日本の問題点はそんな可愛いものではなかった。

1対1で負けまくり、腰が引けてズルズルとラインを下げる守備陣。
動きが少なく、パスコースを作れずに簡単にマイボールを失ってしまう中盤。
ビルドアップに関われず裏へ走るしか能の無い2トップ。

4-4-2というフォーメーションにただ選手を当てはめただけのように見える布陣は、
明らかに攻守にわたって連動性を欠いていた。

屈強なCFのサロモン・ロンドンにハットトリックを決められただけでなく、
左サイドで対面の室屋を炎上させていたソテルドにもゴールを許すなど、
前半で4失点を喫した日本の戦いぶりは、
JFAにチケット代の返金を要求できるんじゃないかと思うほど酷いものだった。

後半頑張っても挽回できる程度は知れている

後半に入り、ベネズエラがペースを落としたのもあるのだろうけど、
少なくとも後半の日本は前半よりは良い試合をしていた。

植田から三浦への交代は明らかに懲罰交代のように見えたけど、
交代で入った三浦は、前半あれだけ安定感を欠いていたDFラインを、
うまく統率出来ていたように思う。

ガンバでキャプテンを務めている三浦については、
現役時代の宮本監督や山口コーチと比べると、
まだまだそのキャプテンシーに物足りなさを感じることも多く、
正直、今回の代表復帰についても疑問符がついていたのだけど、
この試合のパフォーマンスは頼もしく見えた。

鈴木武蔵に代わって投入された古橋は、見せ場こそ少なかったものの、
次も見てみたいと思うようなボールタッチが何度か見られたので、
後半頭から投入された2人は良い仕事をしたんじゃないだろうか。

ただ、そんな2人のパフォーマンスも試合の大勢に影響を与えるまでには至らず、
後半、日本が挙げたゴールは、
山口蛍のシュートがベネズエラのDFに当たってコースが変わって入った1点だけ。

ようやく井手口が出てきたと思ったら、ボランチが本職の井手口を、
なぜか原口が入っていた2列目のポジションにそのまま入れるという謎采配も見られるなど、
この試合で森保監督がやりたかったことは最後まで分からず。

試合終了後、ピッチをつつんだブーイングにも納得がいく試合だったね。

E-1を良い意味で笑える大会にしよう

例年であれば、日本代表の活動はこの11月の試合を以って終了なのだけど、
今年は12月にE-1が予定されている。

国内組中心で臨むことが濃厚なので、こんな試合を見せられた後だと不安しか無いけど、
2年前、前回のE-1では味の素スタジアムで韓国に大敗を喫した苦い記憶があるので、
今回のE-1でその雪辱を晴らして欲しいと思います。

日本14ベネズエラ
‘8 サロモン・ロンドン
’30 サロモン・ロンドン
’33 サロモン・ロンドン
’38 ジェフェルソン・ソテルド
’69 山口蛍