【明治安田生命J1リーグ1節 横浜F・マリノスvsガンバ大阪】今年は期待していいんだよね?!

サッカーを愛する者の願い

快晴の新横浜。

なのに、絶好のサッカー観戦日和と言えないのは、
先月下旬から俄かに世間を騒がせている新型コロナウイルスによる影響か。

待ちに待った開幕戦であるはずなのに、
スタジアムに行きたくても行けなかった人もいただろうし、
神戸ではチャントやフラッグを用いた応援が禁止されるなど、
サッカーのある日常は確実に脅かされている。

この厄介な病原体の終息の見通しは立っていないけど、
サッカーを愛する全ての人々が、何の懸念も無くこの素晴らしいスポーツを楽しめる日が、
早く戻って来ることを願ってやまない。

これが2020年のOSAKASTYLE

2011年以来開幕戦での勝利から遠ざかっていることから、
長年こだわっていたホームゲームでの開幕をやめ、
11年ぶりにアウェイで開幕を迎えた我らがガンバ大阪。

しかしながら、よりにもよってその開幕戦の対戦カードが、
2010年以降で1回しか勝っていないアウェイのマリノス戦なんて、
どれだけ日程くんはガンバに開幕戦で勝たせたくないのだろうか。

また、マリノスは昨季ホームで無類の強さを誇ってJリーグを制したということもあり、
この試合は引き分けでも御の字かなと思って見始めたのだけど、
これが良い意味で期待を裏切られた。

昨季あれだけ固執していた3バックを見直し、ポゼッション時は3バック、
前からプレスに行く時は4バック、リトリートする時は5バックと、
目まぐるしく入れ替わる布陣を採用。

とりわけこの試合で際立ったのは、
キャンプの時から取り組んでいた4バック時の前線からのプレス。

2週間前のゼロックスでマリノス相手に前からのプレスは効果的な戦術であると、
奇しくもご近所さんの神戸が教えてくれたこともあり、
キックオフ直後からガンバらしからぬ猛烈なプレスを敢行。

このプレスを90分間続けることは不可能なので、
早い時間帯で先制点を奪うことはマストだったわけだけど、
試合の入り方が悪いことが多いガンバにしては珍しく
前半6分に倉田が先制点を挙げミッション成功。

その後もキムヨングォンや井手口が朴一圭を守るゴールを脅かすなど、
前半の試合運びは素晴らしかったと思う。

VARは用法用量を守って正しくお使いください

幸先良く先制したガンバだったけど、
昨季、リーグ最多得点のマリノスの攻撃陣を以ってすれば、
1点ビハインドをひっくり返すのは造作も無いこと。

そんな状況で、東口のロングフィードに抜け出した倉田が左サイドを深くえぐると、
マイナスの折り返しに矢島が走り込んでゴールネットを揺らした。

東口のフィードの際の倉田のポジションがオフサイドだったのではないかということで、
線審に旗を上げさせてVARによるチェックが入ったけど、
オンサイドが認められて無事にガンバに追加点がもたらされた。

東口と倉田の位置が離れていたこともあり、
線審の視野で両者を確認するのは不可能なので、
正しくジャッジするにはVARの力がどうしても必要な場面だと思う。

今季から導入されて試合進行にどのような影響が出るかとされていたVARだけど、
今のところ問題無く運用されているように見えるね。

まあ、後半アディショナルタイムでのハンドの判定のチェックにはヒヤヒヤしましたが。

白星発進なんて慣れていないので体がムズムズする

ただ、前年度のリーグチャンピオンが、
2点ビハインドの状況になっても大人しくしているはずがない。

前半の終盤から徐々に攻勢を強めると、後半20分に喜田に代えてエリキを投入。

オナイウ阿道の後ろに右から仲川、エリキ、マルコス・ジュニオール、遠藤を並べるという、
超攻撃的布陣に移行すると、ガンバは防戦一方になってしまった。

しかしながら、あれだけ攻め込まれながらも、
後半29分に許したマルコス・ジュニオールのゴールの1失点に食い止めたのは、
ガンバの選手たちのハードワークの賜物。

欲を言えば、オープンな展開になった時に、
後半から入ったアデミウソンや福田あたりに1点取って欲しかったけど、
それは欲張りすぎですかね。

まあ、何はともあれ、9年ぶりに開幕戦で勝利。

しかも苦手な日産スタジアムで前年度王者のマリノスに勝利するというのは、
もし弾みがつかなかったらガンバ大阪と言うクラブの弾力を疑うような勝利だと思う。

東京オリンピックの影響で過密日程になっていることもあって、
リーグが開幕したばかりなのに、ここからカップ戦も含め中2日中3日の連戦が続くので、
上手く選手をやり繰りしながら長いシーズンを戦ってほしいと思います。

横浜F・マリノス2ガンバ大阪
‘6 倉田秋
’34 矢島慎也
’74 マルコス・ジュニオール