【明治安田J1リーグ2節 水戸ホーリーホックvsガンバ大阪】自分で自分の首を絞めながらも手にした勝ち点1

この程度の過密日程で音を上げている選手はいないよね?

延長戦前半の名和田のゴールで江原FCを降し、ACLEの本戦に進出したガンバは、
水戸ホーリーホックとのアウェイゲームに臨んだ。

相手が昇格組の水戸とは言え、韓国で120分の死闘を繰り広げてから中3日での試合なので、
コンディション面で分が悪く、厳しい試合を強いられることは間違いないだろう。

とは言え、ACL2のノックアウトステージで、
タイで120分の試合をしてから中2日で広島とのアウェイゲームに臨んだ時と比べると、
今回はまだマシだと思えるあたり、良い意味で感覚が麻痺している。

試合内容はまだ低調だけど、その一方で結果はついてきているので、
この試合も勝利して明神体制での公式戦3連勝といきたいところだ。

高くつく池谷の授業料

今季から水戸がホームとして使用する笠松陸上競技場のピッチに立った、
ガンバ大阪のスタメン11人は以下の通り。

江原戦の後半から採用した、池谷、中谷、佐々木、初瀬のDFラインが機能したので、
この試合も踏襲してくるかと思ったら、ボランチから後ろは開幕の浦和戦と同じ顔触れ。

満を辞して今季初出場を飾った宇佐美は1トップと表記したけど、
実際は、いつものようにフリーマンとしてピッチの至るところに顔を出す形。

試合の入りは今季3試合目で一番良かったと思うんだけど、
自陣の深い位置でパスやドリブルを失敗してロストしてピンチを迎えるなど、
潜在意識的に水戸を舐めていると取られてもおかしくない場面が散見。

すると、荒木からのパスを引き受けた池谷が、
右サイドに展開しようとして谷口にプレゼントパスをするボーンヘッド。

ビルドアップのためのポジションを取っていたガンバの選手たちは戻り切れず、
谷口のパスを受けた鳥海にゴールネットを揺らされ、前半18分に先制点を献上してしまった。

今季の明神の選手起用を見るに、池谷を育てたいという意図が強く見えるけど、
開幕戦に続いて高い授業料を支払う形になってしまったね。

まあ、開幕戦も浦和に先制されながら逆転勝利を飾っているので、
失点したもののそこまで心配していなかったのだけど、
サヴィオが退場になったにも関わらずオープンな打ち合いを続けていた浦和と比べ、
しっかりとリスクマネジメントしながら試合を進める水戸。

攻撃の糸口を掴めなかったガンバは、
結局、1点ビハインドでハーフタイムを迎えることになってしまった。

アダムス投入で流れは変わるも・・・

後半の早い時間帯に同点に追いつきたいガンバは、池谷に代えて佐々木を投入。

これによりビルドアップが改善された・・・と思ったら、
前半にも増して水戸に攻め込まれるガンバ。

いつ失点してもおかしくない展開が続く中、
後半11分には宇佐美に代えてヒュメットを投入するも、この日はNOT HIS DAYで、
普段なら難なくゴールネットを揺らしているシュートが枠を捉えられない。

それでも水戸の選手たちのシュートミスなどに救われ、なんとか失点せずに試合を進めると、
明神は3枚目の交代カードとして美藤に代えてガンバ加入後初出場となるアダムスを投入。

ボランチを1枚削ってアタッカーを投入するなんて、
なんだかサウジアラビアに去ったあの監督みたいな采配だなと思っていたら、
なんとこの交代が的中。

4-3-3の右インサイドハーフに入ったアダムスが、
長身に似つかわぬ柔らかいボールタッチで攻撃にアクセントを加え、
一気に試合の流れを引き戻すことに成功。

アダムスってウイングの選手だと思っていたけど、
この日のプレーを見る限りジェバリの代わりとしても起用できそうね。

すると、ヒュメットのシュートから得たCKを初瀬がゴール前に入れると、
これを中谷が頭で叩き込んで、後半29分にようやくスコアを振り出しに戻すことに成功。

これで完全に息を吹き返したガンバは、カウンターから何度も水戸のゴールに迫るも、
最後の精度を欠き、勝ち越しゴールを奪うまでには至らず。

自分たちで試合を難しくしてしまった感はあるけど、
負けなかったこととアダムスの起用に目処がたったことは収穫と言っていいと思う。

ミシャグランパスから初勝利を

水戸と引き分けて勝ち点4としたガンバは、次節アウェイで名古屋と対戦。

名古屋は開幕2連敗とまだ調子が上がっていないので、ここで叩いておきたいところだけど、
ガンバがこの手の相手に気前良く勝ち点3をプレゼントする光景は嫌というほど見てきた。

幸い、次節まで中6日試合間隔が空くので、豊田スタジアムから勝ち点3を持ち帰るべく、
もう一度ネジを巻き直して欲しいところだ。

水戸ホーリーホック1ー1ガンバ大阪
’18 鳥海芳樹
’74 中谷進之介