【天皇杯2回戦 ガンバ大阪vsレイラック滋賀】久々に宇佐美が宇佐美して勝利しただけの話
ノーモア夏の風物詩
アウェイ名古屋戦での惨敗から中3日、
ガンバ大阪は天皇杯2回戦でレイラック滋賀とのホームゲームに臨んだ。
名古屋戦後にあった諍いのせいで、チームを取り巻く雰囲気は良いとは言えないけど、
先週末から始まったU-21リーグでは岡山相手に勝利することが出来たのは、
ここ数日の数少ないポジティブな要素。
「この調子で滋賀にも勝利して週末に控える広島戦に弾みをつけるぞ!!」
・・・なんて余裕をかまして目の前の試合に集中出来ずにいたら、
カテゴリーが下のクラブに足元を掬われてしまうのがガンバの伝統芸なので、
気を引き締めて3回戦行きの切符を手に入れて欲しいところだ。
30分で試合を決めた青黒の至宝
レイラック滋賀サポーターによる噂のレレレレイ体操が試合前に披露された、
パナスタのピッチに立った青黒のスタメンは以下の11人。

トップ下宇佐美にボランチ徳真、中谷と福岡のCBコンビにGK一森と、
まるで2024年シーズンを思わせる顔ぶれ。
美藤がベンチ外になる一方で、山下とヒュメットはベンチに入っていたけど、
中2日で広島戦が控えていることを考えると、この2人は起用せずに試合を終えたいところ。
今季、先に失点して苦しい展開にしてしまう試合が続いていたので、
「この試合では何としても早い時間帯での失点は避けたい」と思っていたら、
前半2分に宇佐美がゴールネットを揺らし、ジャイキリに怯えるサポーターの不安を吹き飛ばす。
ペナルティエリア内でこぼれ球を拾っての豪快なフィニッシュだったけど、
DF2人の股の下を立て続けに抜くという、
豪快さの中にも高いテクニックが垣間見えたシュートだったね。
幸先良く先制に成功したガンバは、
サイドを圧縮するスタイルの滋賀のプレスをことごとくいなし、
ボール支配率を高めながら試合を進めていく。
やはり、福岡、徳真、一森の3人が入ったことで、ビルドアップが劇的に改善されたね。
すると、ゴール正面25mぐらいの位置でFKを獲得すると、このFKを宇佐美が直接決めて追加点。
ちょっと遠いかな?と思ったけど、先日の名古屋戦で木村に決められたような、
GKの前でバウンドさせるシュートを選択したのは上手かったね。
前半17分までに2点挙げたことで、宇佐美のハットトリックの期待が俄然高まったけど、
なんと宇佐美が脚を痛めてしまい、前半33分で倉田と交代になってしまう。
宇佐美に代わってピッチに入った倉田が左サイドに入り、
名和田がトップ下にスライドする形になったけど、
植中と名和田というレシーバー2人の2トップになったことで前線で起点が作れなくなり、
それまでの攻勢ムードがトーンダウン。
2点リードでハーフタイムを迎えることが出来たけど、
竜頭蛇尾に終わってしまった感のある前半だったね。
内容は乏しくても次に進むことが大事
明神監督はハーフタイムで中谷に代えて岸本を投入し、池谷を右SBから右CBにスライド。
水戸戦で失点に直結するミスを犯して名古屋戦では出番が無かった池谷だけど、
この試合では目立ったミスも無く、積極的な持ち上がりもあり、良いプレーだったと思う。
ただ、チーム全体のパフォーマンスは、後半に入っても改善の兆しは見られず。
植中と初瀬に代えて中積と佐々木という交代は、
ターンオーバーという意味はあったのかもしれないけど、ピッチ上での変化はもたらせず。
アダムスは時折良いプレーをしていたもののまだチームにフィットしているとは言えず、
名和田も自分が得点を決めたいという思いが強すぎるあまり、
持ちすぎてパスを出すタイミングを逸したり、安易なロストからカウンターを食らう始末。
後半の見どころらしい見どころは、主審の椎野さんが体調不良?か何かで、
第4審判の多喜さんと交代になるという珍しい場面が見られたことぐらいじゃないだろうか。
前半と比べて滋賀にシュートを打たれる場面が増えながらも、
滋賀の拙攻に助けられてなんとか無失点で試合終盤まで試合を進めたガンバだったけど、
これまで攻守に効いていた福岡が脚を痛めて交代になってしまい、
本職ボランチの吉原がCBに入るというアクシデント発生。
この記事を書いている現時点では福岡のケガの具合はわからないけど、
ただ攣っただけであることを願いたいね。
結局、宇佐美のFKが決まった前半17分からスコアは動かず、2-0で決着。
正直、「もっと出来たんじゃないの?」と思うところはあるけど、
結果が全てのカップ戦なので、ジャイキリの餌食にならず、
次のステージに進出出来たことはポジティブに捉えたいと思う。
3日後のホームでも歓喜を
次戦は中2日でホーム広島戦。
広島は今季ACLが無いにも関わらず、
ガウル監督の下でかなり完成度の高いチームに仕上げてきているので、
個人的に今季のリーグ優勝最右翼と思っているチームだ。
今のガンバのチーム状況は広島と対照的なので、
勝つのはなかなかに難しいと思うけど、戦う前から白旗を揚げるつもりはないので、
ダブルを食らわせた2024年シーズンを再現させるぐらいの気持ちで臨んで欲しいところだ。
ガンバ大阪2ー0レイラック滋賀
’2 宇佐美貴史
’17 宇佐美貴史








