【明治安田J1リーグ4節 ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島】今出来ることはやった上での勝ち点1
カルタゴの鷲が明神ガンバを救うか?
水曜日に行われた天皇杯2回戦でレイラック滋賀を降し、3回戦に進出したガンバ大阪は、
中2日でサンフレッチェ広島とのホームゲームを迎えた。
前節の川崎戦は引き分けに終わったとは言え、
ガウル体制2季目の今季の広島のチームの完成度は非常に高く、
個人的に今季は優勝も狙える陣容だと思っている。
一方のガンバは、チームコンセプトがはっきりしない上に補強が遅々として進まず、
おまけにケガ人も増加傾向という苦しい状況だけど、
大黒柱のイッサム・ジェバリの復帰という明るい話題に一縷の望みを託したいところだ。
予想外に戦えた消去法のスタメン
8月最後の試合に臨む明神ガンバのスタメン11人は以下の通り。

前節レッドカードを貰った安部が出場停止なので、
この試合は徳真と美藤のダブルボランチになると思っていたら、
その美藤の名前はベンチにも無く、なんと徳真と倉田のコンビに。
また、本来であればU-21リーグが主戦場になるはずの、
吉原、當野、中積、藤本あたりがベンチ入りするなど、
これは本当にACLEに出場するチームの選手層なんでしょうか・・・?
このままだとボコボコにされるんじゃないかと心配していたけど、
やはりトップ下で収めて時間を作れるジェバリがいることと、
徳真と倉田のダブルボランチが思いのほか機能して、意外と戦えているガンバ。
それに加え、天皇杯を全休して休養十分の山下のスピードと狡猾なプレーが冴え渡り、
セットプレーのチャンスを多く獲得していたので、
初瀬のキックのフィーリングが合ってくれば得点出来そうな気配はあったね。
一方の広島は、1トップに入った元コートジボワール代表のアレーに当てて、
鈴木章斗と加藤の2シャドーを生かすという攻撃をしてきたけど、
狙いどころがわかりやすい上に、まだアレーのコンディションが上がっていないのか、
ボールを持たれていてもそこまで怖さは感じなかった。
それにもかかわらず、DAZNの中継の解説を務めた播戸が、
アレーがボールを持つたびに「スゴイ!」を連呼していたのには、ゲンナリしてしまったけども。
(そのスゴさを具体的に言語化するのがあなたの仕事だろう・・・)
結局、スコアレスでハーフタイムを迎えることになったけど、
前半の終盤にはヒュメットに2度ほどシュートチャンスが訪れたり、
なぜかノーファウルになったけど山下の抜け出しから決定機に繋がりそうな場面があるなど、
思っていた以上によくやった前半だった。
ただ、ベンチに流れを変えられるカードを豊富に揃えている広島に比べ、
ガンバのベンチには切れるカードが少ないので、
スタメンの選手たちがフレッシュな前半のうちに得点しておきたかった思いはあるけども。
ベテランの献身の末に掴んだ勝ち点1
前半でイエローカードを貰っていた中島を交代し、
後半頭から松本を投入した敵将のガウルに対し、
明神が切った最初の交代カードは後半12分の倉田に代えて吉原というもの。
今季初スタメンで徳真とのダブルボランチを機能させるなど、
流石の百戦錬磨のプレーぶりを見せた倉田に代えて吉原というのは、
ちょっと荷が重いんじゃないかと思ったけど、
その吉原が倉田と遜色ないプレーを見せていたのには驚いた。
さらになんと、ガンバが立て続けにセカンドボールを拾って押し込むなど、
この試合で初めてガンバの時間帯が到来。
この試合でガンバが勝つとしたらこの時間帯に得点するしかなかったと思うけど、
これが今のチーム力なのか、結局得点出来ず広島に流れを渡してしまった。
しかしながらその後にガンバに2度の大ピンチが訪れるも、
一森が加藤のシュートを立て続けにビッグセーブで凌ぎ、失点は許さない。
前節の名古屋戦で、ベンチの指示を無視してセットプレーの場面で前線に上がった懲罰からか、
荒木はこの試合でベンチにも入らなかったけど、一森がこの水準のパフォーマンスを続けたら、
スタメンの座を奪い返すのは至難の業じゃないだろうか。
後半の終盤にもカウンターから大ピンチを迎えるも、
プロフェッショナルファウルで、自身の退場と引き換えにチームを救った岸本。
いつも気合が入りすぎてカードを貰いがちな岸本だけど、この場面は仕方なかったね。
(まあ、投入されたばかりで気合十分のアダムスには気の毒な展開になってしまったけど)
その後は、自陣にベタ引きで広島の攻撃を跳ね返しながらも、
4-3-2の布陣でヒュメットとアダムス2人を前線に残して、
広島が隙を見せたら一刺し出来る構えは見せていたけど、
結局、その時は訪れずスコアレスドロー決着。
選手たちは今出来る最大限の戦いを見せてくれたと思うけど、
この選手層で連戦が続けばそのうち瓦解するのは目に見えているので、
フロントには早急な補強を期待したいね。
2試合分暴れろクルソーレ
強敵の広島相手にホームで勝ち点1を手にしたガンバの次節の試合は、
中3日で長崎とのアウェイゲーム。
開幕戦では京都相手に勝利した長崎だけど、その後は3連敗と調子が良いとは言えないので、
マテウス・ジェズスの恩返し弾に気をつけつつ、目指すのは勝ち点3のみ。
岸本が出場停止になるのと入れ替わりに、今節出場停止だった安部が戻ってくるだろうけど、
レッドカードでの出場停止明けの安部のパフォーマンスの高さは昨年実証済みなので、
今年も同様の活躍を期待したいところだ。
ガンバ大阪0ー0サンフレッチェ広島









