【明治安田J1リーグ5節 V・ファーレン長崎vsガンバ大阪】敗色濃厚の試合で最後に手繰り寄せた勝ち点1

恩返しは百年構想リーグでお腹いっぱいです
ケガ人続出で満身創痍の中、強敵・サンフレッチェ広島と引き分けたホームゲームから中3日、
ガンバ大阪はV・ファーレン長崎とのアウェイゲームの日を迎えた。
(開幕4試合目で既に満身創痍になっていることに対するツッコミはここではしないでおく)
開幕戦の京都戦で勝利して好スタートを切った長崎だけど、
守備の要であるエドゥアルド負傷後は失点が嵩んでいるので、
ガンバとしても開幕戦の浦和戦以来の複数得点を狙いたいところだ。
チームのために犠牲となって広島戦でレッドカードを受けた岸本が出場停止になる一方、
その岸本と入れ替わるように名古屋戦で退場になった安部が戻ってくるので、
再び禊を済ませる必要があるクルソーレに2試合分暴れてもらうとしましょうか。
試合が決まっていてもおかしくなかった前半
日中は猛暑日になるなど、9月になってもまだ暑さの厳しい長崎のピッチに立った、
青黒のスタメン11人は以下の通り。

・・・これは天皇杯でアマチュアのチームと対戦する時のスタメンでしょうか??
安部が戻ってきたとは言え、今度は山下がベンチにも入らず、
16歳の岡本がメンバー入りしないといけない陣容を見て、
社長もGMも何も思わないんでしょうかね?
試合の序盤こそ安部のスルーパスから中積がシュートを放つ場面があったものの、
その後は防戦一方の試合展開。
前節の広島戦で「困った時の倉田秋」が機能したことに味を占めたのか、
明神監督はこの試合で倉田をトップ下で起用したけど、
そんな美味しい話はそうあるものでもなく。
試合途中から食野とポジションを入れ替えるなど試行錯誤ていたけど、
最後まで攻撃の起点を作ることは出来なかったね。
さらに右サイドでスタメン出場したアダムスに至っては、
前からプレスをかける時に逆サイドまで追いかけてしまうものだから、
アダムスが左サイドにいる時に長崎に右サイドに展開され、
池谷1人で長崎の選手を2人も3人も見なきゃいけない状況を何度も作られる始末。
おまけに、リトリートの場面でも寄せが甘くてクロスやパスを通されるしで、
この試合の右サイドは完全に穴になっていたね。
前半だけで5失点ぐらいしていてもおかしくない試合展開だったけど、
それでもなんとか失点せずにハーフタイムを迎えることが出来たのは、
一森の再三の好セーブがあったからこそ。
百年構想リーグでは、最終戦のヴェルディ戦でしか出場機会の無かった一森だけど、
やはりベンチに座らせておくには勿体ないぐらい素晴らしいGKだと、
前節の広島戦に続き再認識させられたね。

歓喜の裏で露呈したジェバヒュメ依存
目も当てられない不甲斐ない前半を受けて、
明神監督は後半から中積と倉田に代えてヒュメットとジェバリを投入。
前半と比べて敵陣で試合を進める時間が長くなったので、
交代の効果は間違いなくあったのだけど、
ジェバリとヒュメットの2人がいないと何も出来ないってのは如何なものかと。
個の力でなんとか後半に得点したいガンバだったけど、
後半に入ってもアダムスの守備のマズさは相変わらずで、
前半に引き続き一森の好セーブで凌ぐ展開が続くも、後半34分についに決壊。
徳真に代わってピッチに入っていた吉原の一森に返したバックパスが保田に掻っ攫われると、
そのまま保田に決められてしまった。
一見、吉原のボーンヘッドのようだけど、バックパスを狙っている選手がいるにも関わらず、
一森に戻すように指示を出した初瀬のコーチングもマズかったね。
さらにその5分後には、マテウス・ジェズスに3試合連続となる恩返し弾を浴び、
後半39分で2点ビハインドを背負うことに。
名古屋戦で山岸と木村相手にフィジカルで歯が立たなかった佐々木は、
この試合でもマテウスに起点を作られてしまっていたので、
こうも同じようなやられ方が続くと、三浦のフィジカルの強さが恋しくなってしまうね。
万事休す・・・と思われるような試合展開だったけど、選手たちはまだ諦めていなかった。
後半45分、食野が左サイドからあげたファーサイドへのクロスを、
パワープレーで前線に上がっていた中谷が折り返すと、これをヒュメットが決めて1点差。
さらに、後半アディショナルタイムには、
右サイドからアダムスがカットインして左足でクロスを上げると、
ヒュメットがコントロールしようとしたボールが、進藤に当たってジェバリの前に溢れ、
これをジェバリが流し込んでなんとスコアを振り出しに戻すことに成功。
ラストプレーのアダムスのシュートが決まって逆転していれば文句無かったのだけど、
敗色濃厚の試合で勝ち点1を拾ったと考えれば大きい試合だったと思う。

爆弾の炸裂は何としても回避せよ
これで4試合勝ち無しとなったガンバの次節の試合は、
開幕から目下5連敗で最下位に沈むジェフユナイテッド千葉とのアウェイゲーム。
開幕戦以来の勝利・・・といきたいところだけど、
ガンバ大阪というチームがこの手の相手に滅法弱いというのは、
わざわざ説明するまでも無いと思う。
千葉戦が終わったら試合間隔が1週間空くので、
ここは確実に勝ちに行くためジェバリとヒュメットをスタメン起用して、
爆発物処理の役割を千葉の次々節の対戦相手である東京ヴェルディに押し付けたいところだ。
V・ファーレン長崎2ー2ガンバ大阪
’79 保田堅心
’84 マテウス・ジェズス
’90 デニス・ヒュメット
’90+4 イッサム・ジェバリ










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