【明治安田J1リーグ7節 ガンバ大阪vsFC東京】地の利は活かせず、手元に残ったのはポケモングッズだけ

今季はまだホームでは負けていない・・・と強がってみる

開幕から5連敗中の千葉に今季初勝利を献上した蘇我での一戦から中5日、
ガンバ大阪はホームにFC東京を迎えた。

FC東京は百年構想リーグの東地区で2位と躍進した勢いをそのままに、
直近の公式戦5試合で14得点1失点と好調をキープしている。

一方のガンバは、公式戦5試合勝利が無く、
植中が今年2度目の左膝半月板損傷で再離脱するなど、明るい話題に乏しいけど、
今回の戦いの舞台はFC東京と抜群の好相性を誇るホーム、パナソニックスタジアム吹田。

宮崎から加入した新戦力・土信田のプレーがさっそく見られるか、という点も楽しみにしつつ、
地の利を活かして勝利を収めたいところだ。

明神監督、何を調整したのでしょうか?

3万3千人を超える観衆(ポケモングッズ目当ての人も多いんだろうけど)が見つめる、
パナスタのピッチに送り出された青黒のスタメン11人は以下の通り。

磐田から加入したばかりの角が右サイドでさっそくスタメンを飾れば、
DFラインは福岡が今季リーグ戦初先発を飾り、
一森、中谷とともに2024年シーズンの堅守を支えた3人が揃い踏み。

さらにベンチに目を向ければ、土信田がさっそくメンバーに名を連ねれば、
サイレント離脱していた宇佐美と美藤も戦線復帰し、
先週の長崎戦、千葉戦とは良い意味で見違えるようなスカッドになったね。

試合が始まると、角がボールをかなり深い位置まで追いかけていたので、
「この試合では前線から強度高めにプレスをかけるのかな?」と思っていたら、
後ろが連動せず、間延びした中盤のスペースを使われ、東京にあっさり前進を許してしまう。

すると今度は、中谷や福岡がDFラインからドリブルで持ち上がるも、
パスの受け手がおらずロストを繰り返し、
CBが上がったスペースを使われて大ピンチを迎えるなど、
いつ失点してもおかしくない時間帯が続く。

それでもなんとか失点せずに持ちこたえられたのは、
ひとえに一森の再三の好セーブとDF陣の体を張ったディフェンスがあったからこそ。
(なんか最近毎試合同じ文章を書いている気が・・・)

すると、食野が左サイドからのカットインという得意な形からシュートと放ち、
ようやく「この日初めて得点の匂いがするプレーが見られたかな?」と思っていたら、
このシュートを防がれた流れからカウンターを食らって先制点を献上してしまうんだから、
開いた口が塞がらない。

キム・スンギュが食野のシュートをこぼしているのに、誰も詰めようとしていないあたり、
試合に集中出来ていないと言われてもおかしくないプレーだったね。

前半のうちにスコアを振り出しに戻したいガンバだったけど、
その後も良いところなく、1点ビハインドでハーフタイムを迎えることになってしまった。

そして虚無は続く

1点を追うガンバは、後半頭から徳真に代えて美藤を投入。

美藤はケガ明けとは思えない体の強さを発揮し、
強引にボールを前に運ぶなど持ち味を見せていたけど、
そんな美藤のプレーがチームに還元されることなく2失点目。

東京のCKの流れからの波状攻撃をようやく凌いだのに、ゴールから遠ざけたことで、
全員一息ついてしまっていたようで、簡単に守備陣のど真ん中を破られてしまったね。

2点ビハインドになったガンバは、後半18分にジェバリとヒュメットと下げて、
宇佐美とガンバ加入後初出場となる土信田を投入。

昨季のACL2優勝の立役者となったジェバリとヒュメットだけど、
この日の2人のパフォーマンスはかなり低調だったので、
もっと早く見切りをつけても良かったと思う。

宇佐美も美藤と同様に故障明けとは思えないプレーを見せていたし、
土信田というクロスに飛び込んでくれるFWが入ったことで、
ようやく”こうやって得点を取りたい”という形が見え始めたガンバ。

しかしながら、宇佐美のFKに合わせた中谷のヘディングシュートがクロスバーを叩けば、
初瀬のクロスに合わせた土信田のヘディングも枠外に外れてしまう。

最後は中谷を前線に上げてパワープレーを試みるもこれも実らず、結局、2試合連続で完封負け。

南野が浦和に去ったとは言え、核となる選手は百年構想リーグの時から変わらないのに、
こうも上手くいかなくなると監督の手腕を疑わざるを得ないね。

大学生時代、MYOJIN 17のユニフォームを背負って万博に通っていたので、
あまり明神のことを悪く言いたくないんだけど。

アジアに挑戦する前にくたばってたまるか

次戦は中2日でACLEグループステージ初戦のコンアン・ハノイ戦。

正直、こんな最悪なチーム状態でアジアチャンピオンを目指して戦うなんて、
「何寝言を言っているんだ?」というような状況だけど、
あれだけ苦労して手に入れたACLEの舞台のチケットを、
こんな早い段階で手放すわけにはいかない。

今年に入ってからのACLの東南アジア勢とのホームゲームは、
ラーチャブリー、バンコクユナイテッドと立て続けに苦しい試合を強いられているので、
ここ最近のリーグ戦の閉塞感を払拭するような試合を見せて、
ホームでの東南アジア勢との対戦の悪いイメージも吹き飛ばしてほしいね。

ガンバ大阪0ー2FC東京
’38 安斎颯馬
’52 長倉幹樹