【明治安田J1百年構想リーグプレーオフ1stleg ガンバ大阪vs東京ヴェルディ】ACL2王者として臨む最初のホームゲームはドロー決着

残り2試合も全力で

オレンジに染まる千駄ヶ谷で清水エスパルス相手に逆転勝利を飾り、
百年構想リーグの西地区を5位でフィニッシュしたガンバ大阪は、
同リーグの東地区で5位に入った東京ヴェルディとのプレーオフに臨んだ。

北中米ワールドカップに臨むチュニジア代表の追加招集に備えてなのか、
ジェバリがコンディション調整のため一足早く母国に帰国したり、
新外国人選手の補強の噂がちらほら出始めたりと、
オフシーズンの匂いが俄かに強くなってきたけど、まだシーズンは終わっていない。

福田湧矢の初のパナスタ凱旋にエモーショナルな気持ちになる部分はあるけど、
先週、新国立での初勝利を挙げた勢いそのままに、
1つでも上の順位でフィニッシュすべく勝利を目指すまでだ。

この試合巧者はどちら様?

試合前日の会見で若手選手の積極起用を示唆したヴィッシングが、
パナスタのピッチに送り出した11人は以下の通り。

先週の清水戦でプロ初のベンチ入りを果たした吉原をスタメンに抜擢。

また、2月の名古屋戦で負傷して戦線離脱していた佐々木が、
3ヶ月ぶりにスタメンに戻ってきたね。

先週のマリノス戦で6失点を喫して大敗したことで、城福監督から雷が落ちたのか、
前線から激しくボールを奪いにくるヴェルディ。

徳真やジェバリといったボールを落ち着かせるタイプの選手が不在だった影響もあって、
ガンバはビルドアップが安定せず、苦し紛れにロングボールを蹴らされ、
セカンドボールもヴェルディに回収されるという悪循環。

ただ、そんな試合展開にも関わらずピンチらしいピンチは、
角度の無いところからの染野のシュートがポストを叩いた場面ぐらいで、
押し込まれながらも最後のところではやらせない守備が出来ていたように思う。

とは言え、このまま押し込まれる時間帯が続いたら、
失点するのも時間の問題だろうな・・・と思っていたら、
初瀬のCKをファーで池谷が折り返したところに佐々木が詰め、前半42分に先制に成功。

先月のホーム岡山戦で岸本がヘディングでゴールを決めるまで、
1年4ヶ月もの間セットプレーからのゴールから見放されていたガンバが、
2ヶ月連続でセットプレーからゴールを決めるなんてどういう風の吹き回しだろうか。

斯くして、劣勢の試合展開ながらも前半終了間際にセットプレーで先制するという、
どこの試合巧者なのかと思うような試合運びでハーフタイムへ。

来週の2ndlegでの戦いを楽にするためにも、後半に追加点を奪っておきたいところ。

スコアラーが福田でも悔しいものは悔しい

1点リードでハーフタイムを迎えたガンバは、後半頭から佐々木に代えて三浦を投入。

先制ゴールを挙げた一方で、一か八かの縦パスを狙ってカットされる場面も多くて、
良くも悪くも”らしい”プレーをしていた佐々木だけど、
前半だけで交代させるほど悪いプレーをしているとは思わなかったので、
故障明けということもあってプレー時間に制限があったんだろうね。

斯くして、ACL2を制した中谷、三浦のCBコンビが、
後半からヴェルディの前に立ちはだかることになったわけだけど、
後半開始早々に福田のシュートを東口が後逸してしまい、
スコアを振り出しに戻されてしまった。

東口は、昨年12月のパナスタでのヴェルディ戦でも、
大きく蹴り出そうとしたキックを染野にぶつけて失点するという凡ミスを犯しているし、
対戦相手がヴェルディだと調子が狂うんだろうか。

気を取り直して勝ち越し点を奪いにいきたいガンバだけど、
5月にも関わらず30度を超える気温ということもあってか運動量が上がらず、
後半19分には吉原、名和田、ウェルトンに代えて倉田、當野、奥抜の3枚替えを敢行するも、
試合の流れを変えるまでには至らず。

さらに、後半35分に最後の交代カードで南野に代えて山下を投入するも、
その直後に初瀬が脚を痛めてしまい、交代枠を使い切っている関係で、
走れない初瀬を最前線に残さざるを得なくなり、
実質数的不利で試合をすることになってしまった。

これにより、再びヴェルディの猛攻に晒されることになったガンバだけど、
なんとか守り切り、1-1でファイナルホイッスル。

後半アディショナルタイムの齋藤のシュートは、完全に「やられた!」と思ったけど、
ここは東口が守護神らしいプレーでゴールを守ってくれたね。

ACL2のタイトル獲得後、初めてのホームでの試合ということで、
ホームに詰めかけた3万人近い観衆に勝利を届けたいところだったけど、
来週の2ndlegに向けて楽しみが残ったということで、前向きに考えておくことにしますか。

飛田給で過密日程の半年間にピリオドを

次戦は戦いの舞台を味の素スタジアムに移し、百年構想リーグプレーオフラウンドの2ndleg。

鬼門というイメージの強い味の素スタジアムだけど、
それはあくまでもFC東京と試合する時の話で、
ヴェルディと対戦する時はそこまで悪いイメージは無い。

百年構想リーグの最終戦を勝利で飾って、飛田給にガンバクラップを響かせましょう。

ガンバ大阪11東京ヴェルディ
’42 佐々木翔悟
’47 福田湧矢