【国際親善試合 日本vsアイスランド】さあ、まだ見ぬ景色を見に行こう
勢いをつけて太平洋を渡る
開幕まで2週間を切った北中米ワールドカップに臨む日本代表は、
国内最後の強化試合として国立競技場でアイスランドと対戦した。
カタールワールドカップ後の3年半で森保JAPANの中核を担ってきた、
南野や三笘といった選手がケガの影響で不在なのは痛いけど、
今の日本代表の選手層の厚さであればそこまで大きな問題にはならないだろう。
アイスランド相手に勝利を飾って弾みをつけ、
これまで4度跳ね返されてきたベスト8の壁を今度こそ破って欲しいところだ。
サムライのユニフォームに別れを告げた背番号22
大観衆が見つめる千駄ヶ谷のピッチに森保監督が送り出したスタメン11人は以下の通り。

田中碧とボランチを組むのは負傷から戦線復帰したばかりの遠藤航。
ECLの日程を考慮してこの試合のメンバーから外れた鎌田の代わりに招集された吉田が、
腕章をつけてCBの真ん中に入った。
前半の早い時間に中村敬斗に決定機が訪れるなど、良い試合の入り方が出来たけど、
ワールドカップの本大会に向けた強化試合と言うより、
お祭り要素の強いフレンドリーマッチという雰囲気が強くて、
どうも真剣勝負感が無い試合の立ち上がり。
それもそのはずで、吉田の出場時間は10分と決まっており、
吉田の交代時に両チームの選手が花道を作って見送るという、
引退試合のようなイベントが予定されていたから。
(吉田の言葉を借りると、「引退ではなく一区切り」とのことだけど・・・)
これまで日本代表に貢献した選手は数多くいたけど、
誰もがこのような有終の美を飾れたわけじゃないので、
吉田の代表でのキャリアはそれだけ多くの人のリスペクトを集めるものだったんだと思う。
伊藤洋輝との交代で吉田がピッチを後にして、
さあこれから真剣勝負・・・といきたいところだったけど、
相変わらずギアの上がらない日本。
「分析していて面白いほど日本には良い選手が多い」と語る、
敵将のグンラウグソンの中盤を空洞化させる布陣を攻略出来ず、攻めあぐねる時間帯が続く。
(なんだか、本大会で日本と対戦する国に日本攻略のヒントを与えてしまったような気が・・・)
守備面でも、アイスランドの選手に距離のあるところから2本シュートを放たれ、
そのうち1本は鈴木彩艷の好セーブで何とか難を逃れるという、
攻撃のことばかり考えていたら痛い目に遭いそうな試合展開。
結局、前半は塩分濃度が高いまま、スコアレスでハーフタイムを迎えることになった。
ワールドカップで追加されるルールは覚えておこう
後半に得点を挙げたい日本は、遠藤、上田、伊東、堂安に代え、
瀬古、小川、長友、菅原を投入し、ダブルボランチは田中碧と瀬古という組み合わせに。
投入されたばかりの長友のGKへのバックパスが短くなって、
いきなりピンチを迎える場面はあったものの、他の選手が戻っていたおかげで失点には繋がらず。
「このプレーで目が覚めたかな?」と思ったけど、
選手を多く入れ替えた影響からか、個人の動きは良くても連携面が拙く、
低調なチームパフォーマンスは前半から変わらず。
後半28分には中村、田中、板倉に代えて塩貝、後藤、渡辺を投入し、
瀬古をアンカーに置くファイアーフォーメーションにシフトするも、試合の大勢は変わらず、
塩貝がアイスランドの選手のチャージにキレた場面ぐらいしか印象に残らず。
「このままスコアレスで試合が終わりそうだな」なんて思って見ていたら、
菅原のクロスから小川が頭で決めて、後半42分にようやく日本が先制。
菅原のクロスの精度も、小川のマークを掻い潜る動き直しも良かったけど、
「交代でピッチを後にする選手は10秒以内にピッチアウトしないといけない」という、
北中米ワールドカップから新たに追加されるルールにアイスランドの選手が違反して、
日本が数的優位になった時間帯に先制することが出来たのは試合運びの妙だったように思う。
(本大会でもこのようなシチュエーションでの得点はありそうだね。)
斯くして小川が挙げた1点を守り切って日本がウノゼロ勝利を飾り、
北中米ワールドカップの本大会に向けて弾みをつけることが出来た。
今こそ対ヨーロッパ勢の強さを見せる時
北中米ワールドカップの日本代表の初戦であるオランダ戦まで残り2週間。
フェイエノールトでプレーする渡辺剛の話では、
オランダのメディアは日本を舐めたような論調らしいけど、
前回のワールドカップで同じように日本を下に見ていたドイツやスペインがどうなったのか、
どうやらご存知ないようだ。
オランダ戦のスタメンに誰が選ばれるのかはまだわからないけど、
今の日本であれば誰が出てもそれなりにやれるはずなので、
ダラスの地で一泡吹かせてやりましょうかね。
日本1ー0アイスランド
’87 小川航基












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