【明治安田J1百年構想リーグ3節 ファジアーノ岡山vsガンバ大阪】桃太郎退治ついに成功
3バック恐怖症克服なるか
激闘の末にACL2ノックアウトステージの準々決勝進出を決めた浦項戦から中2日、
ガンバ大阪はファジアーノ岡山とのアウェイゲームを迎えた。
ポヤトス時代のガンバは、岡山を含め3バックのチームを苦手にしていたけど、
先週の名古屋戦や、浦項との2ndlegの前半を見る限り、
ヴィッシングのガンバはその心配は無さそう。
昨季、J1初年度の岡山に対し、J1の厳しさを教えるどころかダブルを喫し、
岡山のJ1残留に大きく貢献してしまったので、
今季はかつての青黒戦士である敵将の木山監督の胸を借りるつもりで試合に臨みたいところだ。
早々のゲームプラン変更もなんのその
開幕節から続いた5連戦のラストに臨む青黒のスタメンは以下の11人。

連戦なのでターンオーバーしてくるかと思ったら、先の浦項戦から代わったのは、
浦項戦で負傷交代した安部に代わって美藤が入っただけ。
その安部はベンチにも入っておらず、
浦項戦でようやくベンチ入りした満田もこの日はベンチ外と、
もはや離脱者だけで1チーム作れるようになってきたね。
キックオフ直後からハイラインを敷いて激しくプレスを仕掛けてくる岡山に対し、
体力の消耗を抑えたいガンバは、東口がゴールキックに時間をかけたりと、
相手のペースに付き合わずに試合を進めようという意図が見えたね。
ところがそんなゲームプランは、
前半12分にセットプレーのディフェンスで中谷がPKを献上して瓦解。
故意ではないとは言え、中谷の肘が立田の顔面に入っていたのは事実だけど、
立田のヘディングは全然ボールに行けていないので、
肘にぶつかりにいったもの勝ちのような場面だったね。
このPKをルカオに決められて1点ビハインドを背負ったガンバは、
スローペースで進めていた試合のテンポを上げ、
岡山のハイラインの裏をロングボールを入れて攻略を狙う。
すると前半31分、山下とのポジションチェンジで右サイドに流れたジェバリが、
DFラインの裏のスペースを取りに行った美藤に縦パスをつけると、
美藤のパスを受けたヒュメットが右足で豪快にゴールネットを揺らし、
前半のうちにスコアを振り出しに戻すことに成功。
名古屋戦に続き、この試合でも低い位置でのロストからピンチを招く場面があり、
昨季見せていたようなパフォーマンスをここまで出せていない美藤だけど、
この場面は彼らしい3列目からの飛び出しからのチャンスメイクだったね。
同点に追いついたことで攻勢を強めたいガンバだったけど、
その後は再びギアを上げた岡山の攻撃をなんとか凌いで前半終了。
ルカオが思っていた以上に上手くなっていて、江坂と並んで脅威だったけど、
やはりこの手のフィジカル自慢の相手には三浦は頼りになるね。
采配で勝利を手繰り寄せたヴィッシング
後半に勝ち越したいガンバは、ジェバリと初瀬に代えて南野と奥抜を投入し、
南野がCFに入ってヒュメットがトップ下、奥抜はそのまま初瀬がいた左SBへ。
ジェバリは前半だけで交代になるようなパフォーマンスではなかったと思うけど、
ラマダン期間中とあって体力面を考慮された格好かな?
ただ、この交代があまりハマらず、後半に入ってからは岡山相手に防戦一方の試合展開に。
特に、後半15分の宮本、ルカオ、白井の3連続シュートには肝を冷やしたけど、
ここは東口の神懸かりセーブとクロスバーに救われ、何とか難を逃れる。
(なんか宮本ガンバ時代の肉壁ディフェンスを思い出したわ)
この状況を受け、ヴィッシングは美藤と食野に代えて名和田とルーキー山本を投入し、
なんと徳真をアンカーに置いた4-3-3へ布陣変更。
この交代の後も岡山のペースが続いたので、布陣変更は不発か・・・と思っていたら、
徳真の縦パスに抜け出した山下のシュートは立田にブロックされるも、
こぼれ球を南野が左足でゴールに沈め、後半31分にガンバが勝ち越しに成功。
実況の江本さんが叫んだ「和製フッキ」なんて二つ名は初めて聞いたけど、
昨年、先発出場を飾りながら何もさせてもらえなかった岡山相手に結果を残せたことは、
この1年での南野の成長の軌跡と言ってもいいだろうね。
1点リードしたガンバは、ここまで攻守に大車輪の活躍だった徳真を下げて池谷を投入し、
今度は布陣を5-3-2へ変更して逃げ切り態勢へ。
ポヤトス時代も色んな布陣にチャレンジしたガンバだけど、
結局どれも実験失敗に終わって4-2-3-1に回帰していたことを思えば、
就任して約2カ月でこれだけ複数の布陣を落とし込んでいるヴィッシングには、
まだまだ戦術の引き出しがありそうだね。
その後、1点ビハインドになった岡山の猛攻に遭うも、
何とか逃げ切って今季百年構想リーグ初の90分勝利。
昨季屈辱のダブルを喫した岡山にJ1の舞台で初勝利を挙げただけでなく、
負傷者が続出する状況で、ルーキーの山本や池谷を起用しながら勝利出来たことは、
これから続くリーグ戦、ACL2に於いて大きな収穫と言ってもいいだろうね。
7連戦に備えて英気を養うべし
斯くして開幕から続いた5連戦を勝利で終えたガンバだけど、
休息もつかの間で、中5日空けて次節のホーム清水戦から7連戦に臨む。
しかも7連戦の後半の4試合はタイ遠征も含んだアウェイ4連戦と、
鬼畜極まりない日程だけど、チーム一丸となってこの難局を乗り切ってほしいね。
おそらく清水戦からは満田とウェルトン、
そして浦項戦後の本人のインタビュー通り打撲だったら安部も戻って来れると思うけど、
佐々木と福岡が離脱したCBの枚数はちょっと心許ないので、
4月のマーケットのクローズまで三上GMにも頑張って欲しいと思います。
ファジアーノ岡山1ー2ガンバ大阪
’14 ルカオ
’32 デニス・ヒュメット
’76 南野遥海










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