【明治安田J1百年構想リーグ2節 ガンバ大阪vs名古屋グランパス】PK戦の末に手にした勝ち点1は情けにもならない
今季も狙うは鯱からのダブル
激しいフィジカルバトルの末に引き分けで終わった浦項での一戦から中2日、
ガンバ大阪は今季のホーム開幕戦に名古屋グランパスを迎えた。
相対する名古屋は前節の清水戦から中6日と休養十分なので、
コンディション面では分が悪いけど、過密日程は複数のコンペティションを戦うチームの宿命。
ただ、昨季のアウェイ鹿島戦の時と比べれば、移動の負担は今回の方が楽だし、
昨季のアウェイ名古屋戦はホームのナムディン戦から中2日での試合だったにも関わらず、
名古屋に何もさせずに勝利しているので、勝機は十分にあるはず。
パナソニックスタジアム吹田開業10周年記念マッチと銘打たれたこの試合でも、
10年前のこけら落としの時と同じ様に、
名古屋から勝利を収めて勝利の凱歌をあげようじゃありませんか。
VARによって無かったことにされた美しいゴール
広島、浦和、札幌と、これまで指揮を執ったクラブで、
ガンバと数々の名勝負を演じてきた敵将・ペトロヴィッチと相対する、
ヴィッシング・ガンバのスタメン11人は以下の通り。

植中が負傷、満田も行方不明という状況で、宇佐美までもが負傷してしまい、
野戦病院化するトップ下に入ったのはジェバリ。
またDFラインでは、先日のACL2の浦項戦に続き佐々木が左CBで起用されたね。
この日も前線から激しくボールを奪いに行き、敵陣で試合を展開するガンバ。
その中で何度かCKを得たものの、
シュミット・ダニエルにあっさりキャッチされてチャンスにすらならず。
監督をはじめとするコーチングスタッフが代わったことで、
セットプレーの期待感の無さは解消されると思っていたのだけど、
今のところその兆しは見られないね。
(普段のセットプレーの練習はどんなことをやっているのだろうか・・・?)
対する名古屋はミシャサッカーの落とし込みは始まったばかりといったところで、
稲垣と高嶺の両ボランチの個人戦術でチームを機能させているような感じ。
その稲垣の前線からのプレスで美藤がボールロストした流れから、
ヴィニシウスにシュートを放たれた場面が、前半の名古屋の唯一の決定機だったと思う。
一方でやりたいサッカーが出来ているガンバに歓喜の瞬間が訪れたのは前半26分。
中谷の縦パスから始まったパスワークでジェバリが右サイドの山下に展開すると、
山下のクロスを手前で倉田がスルーし、後ろにいたジェバリが左足でフィニッシュ。
ところがこのゴールまでたどり着くまでに美しいプロセスを踏んだシュートは、
南野がペナルティエリア内で原をブロックしたプレーがファウルだとして、
VARのOFRの結果、ノーゴールの判定になってしまう。
こんなのがファウルになるんだったら、
セットプレーでのポジションの取り合いなんてほとんどファウルになるんじゃないの?
と、思うけど、あまり言いすぎると自分も山下みたいにイエローを貰いそうなので、
この辺にしておきますわ。
気を取り直して名古屋のゴールに向かって攻めるガンバは、
その後も初瀬の直接FKや、初瀬のクロスから南野のヘディングシュートなど、
チャンスを作り出すも得点を奪うまでには至らず、スコアレスで後半へ。
止まらないケガ人の連鎖
後半に得点を奪いたいガンバは、美藤に代えて食野を投入し、
倉田のポジションを左サイドハーフからボランチへ変更。
ポヤトス時代は苦しい時期を過ごした食野は、ヴィッシングには評価されているようで、
この日も何度も左サイドから切れ込んでシュートを放つなど、積極的な姿勢を見せる。
それでも試合の均衡は崩れず、状況を打破したいヴィッシングは、
後半16分に山下、安部、ジェバリに代えて唐山、徳真、名和田を投入。
(木曜日のACL2に備えて早めに主力を温存する意図もあったと思う)
ところが、この交代の直後にアクシデントが立て続けに発生。
稲垣と交錯した佐々木が脚を痛め、プレー続行不可になってしまうと、
交代で入った福岡も交代後のファーストプレーで左太ももの裏を痛めてしまい、
交代枠を使い切っていたガンバは10人での戦いを強いられることになってしまった。
その後は、これまで優勢に試合を進めていたガンバの姿はピッチには無く、
数的優位の名古屋相手に防戦一方の試合展開。
攻撃陣としては、その中でも一突きしたいところだったけど、
後半アディショナルタイムの食野の決定機はモノに出来ず。
守備陣は、1人少なくなって守勢を強いられる展開が長く続いたけど、
主将に就任したことで2024年のスペック戻った中谷が、
ヴィニシウスにきっちりマークについてフリーでシュートを打たせず、
粘り強く守れていたと思う。
(最後の稲垣のミドルシュートには背筋が凍りついたけど)
結局、両チームとも最後までゴールネットを揺らすことが出来ず、
勝敗の行方は、ホームゴール裏側で行われることになったPK戦に委ねられることになった。
本当に重要なのは次の試合
前節の大阪ダービーに続き、PK戦に臨むガンバ。
ところが、先週の長居ではガンバに流れを持ってきた2人目の名和田が、
シュミットの正面にシュートを蹴って止められてしまい、この日はチームに流れに乗せられず。
それでも、東口とホームゴール裏の圧が、
名古屋の4人目藤井と5人目徳元のキックミスを誘発するも、
どういうわけかガンバもお付き合いして4人目中谷と5人目唐山が外してしまい、ジ・エンド。
パナソニックスタジアム吹田開業10周年記念マッチはPK戦負けという結果で、
勝ち点1を得るにとどまってしまった。
まあ、個人的には百年構想リーグの勝敗はさほど重視していないので、
勝てなかったからといって落胆しているということはないのだけど、
木曜日にACL2の浦項との大一番が控えているのに、こんなに消耗させられるのは本望じゃない。
(一方で、対戦相手の浦項は中6日で休養十分という・・・)
ただ、冒頭にも書いたけど、過密日程は複数のコンペティションを戦うチームの宿命。
シーズン序盤に訪れた正念場を乗り切って、次のステージへ向かう切符を掴み取りましょう。
ガンバ大阪0ー0名古屋グランパス
PK(2ー3)







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