【AFCチャンピオンズリーグ2 ノックアウトステージ ラウンド16 2ndleg ガンバ大阪vs浦項スティーラーズ 】アジアを掴み取るための第一関門突破!
今季4試合目にしてやってきたヤマ場
不可解なゴール取消に泣いたホーム名古屋戦から中3日、
我らがガンバ大阪は今季最初のヤマ場と言っても過言ではない、
ACL2ノックアウトステージラウンド16の2ndleg、浦項スティーラーズ戦に臨んだ。
ACLの常連でもあり、今大会の東地区最強と目されていた浦項と、
こんなに早い段階で潰し合うことになったのは裏があるような気がしてならないけど、
優勝を目指すのであればどのみち倒さなければいけない相手。
「早い段階で敗退に追いやることが出来てラッキー」ぐらいに思っておいた方が、
精神衛生上よろしいのかもしれない。
ケガ人が続出している現状に不安が無いかと言えば嘘になるけど、
「それでも我々には素晴らしい選手たちがいる」と言うヴィッシングの言葉が示す通り、
勇敢な青と黒の戦士たちがパナスタのピッチに強敵をねじ伏せてくれるはずだ。
胸踊る完璧な前半
ベスト8行きの切符を掴むべくヴィッシングがパナスタのピッチに送り出した、
青黒のスタメンは以下の11人。

名古屋戦で負傷した佐々木の代わりは予想通り三浦が入り、
同じく負傷した福岡の代わりに池谷が加入後初のベンチ入り。
前線はCFにヒュメット、トップ下ジェバリの組み合わせで、
開幕から行方不明となっていた満田が今季初めてベンチに入ったね。
韓国で行われた1stlegは、浦項のフィジカルに押される場面が多かったけど、
この試合では、前線からの積極的なディフェンスと、
ポヤトスの遺産でもあるポゼッションサッカーで、序盤からハーフコートゲームを展開。
名古屋戦を全休して休養万全のヒュメットのシュートがポストに阻まれた時は、
そう遠くないうちにゴールは決まるだろうと思っていたのだけど、
そんな予想に反し、試合は支配するもののなかなかシュートチャンスを作れなくなってしまう。
1stlegでスーパーゴールを叩き込まれたジョルジュはじめ、浦項には一発がある選手がいるので、
決めるところで決めておかないと痛い目に遭いそうだなと思っていたら、
前半34分にようやく歓喜の時が訪れる。
ボールを持った徳真が持ち上がって右サイドのポケットを取った山下にパスを送ると、
マイナスの折り返しを受けた安部がさらに逆サイドに流したところに待っていたのは背番号23。
昨季は低調なパフォーマンスに終始して終盤は美藤にポジションを奪われた徳真は、
強度を求めるヴィッシングの監督就任でさらに立場が危うくなるのでは?と思っていたけど、
今季ここまではボランチの1stチョイスだった一昨年を彷彿とさせるプレーを見せているね。
1点ビハインドとなったことで浦項が前に出てきたけど、
却って敵陣にスペースが出来たことでさらにガンバが攻勢を強める。
ボールを持った徳真がDFラインの裏へ走った山下へ目掛けてフィードを送ると、
このフィードが短くなって手前にバウンドしたことが浦項守備陣のフェイントとなり、
素早い方向転換でGKを抜き去った山下が無人のゴールに流し込み、前半41分に2点目。
試合後の山下のインタビューを聞く限り、狙った形ではなかったみたいだけど、
ACL2で4試合連続ゴールというのは偶然の産物でないのは間違いないね。
その後の食野の決定機は決め切ることが出来なかったけど、
結果と内容が伴った素晴らしい前半だったと思う。
前半から一転もなんとか逃げ切り
2点を追う浦項は、CBのジン・シウと、
日韓の旭日旗の因縁の始まりの当事者でもあるキ・ソンヨンに代えて、
ファン・ソウンとイ・チャンウを投入し、3バックから4バックに変更してきた。
それでも前半から続くガンバの攻勢ムードは変わらず、
ヒュメットと食野が何度も浦項のゴールを脅かす。
これは、後半も得点に期待出来そうだなと思っていたのだけど、
結果的にこの時間帯に3点目を取れなかったことが以降の戦いを苦しいものにしてしまったね。
ガンバが主導権を握っていた後半16分、
浦項の右サイドからのクロスがペナルティエリアを横切って逆サイドに流れると、
左サイドのジョルジュの折り返しに中で西矢に合わされ、浦項に1点返されてしまう。
すると、その後安部が負傷して倉田と交代になると、中盤でフィルターがかからず、
これまでのガンバ優勢の試合ムードは何処へやら、浦項に押し込まれる時間が長くなっていく。
倉田がダメと言っているわけではなく、
むしろケガ人だらけの現状で色々なポジションをこなしてくれて非常に頼りになるのだけど、
今のガンバにおいて安部の存在はオンリーワンなんだなというのを、
安部がいなくなって思い知らされることになったね。
(負傷は打撲みたいなので大事には至らなかったようで良かった)
その後、食野に代えて美藤を投入し、
ボランチではなくそのまま左サイドに入れて前からのプレスの強度を上げたり、
初瀬に代えて岸本を投入して半田を左SBにポジション変更するなど、
色々と手は尽くしたものの、浦項ペースの試合展開は変わらず。
それでもあと3分というところまで耐えたガンバだったけど、
左サイドのイォ・ジュンウォンの斜めのパスに抜け出した長身FWのイ・ホジェに、
ゴールネットを揺らされてしまい、勝利目前でスコアを振り出しに戻されてしまう。
・・・と、思ったら、これはイォ・ジュンウォンがパスを出した時に、
イ・ホジェの足が中谷より前に出ていたとして、VARの結果、ノーゴールの判定になり命拾い。
VARが入ったことで9分取られたアディショナルタイムも、
全員で時間を使って逃げ切り、なんとか勝利。
ヴィッシング体制になって初めての90分での勝利で、ベスト8への切符を手にしました。
何やらこの試合を裁いたケーシー・レイベルト主審が、
かなり問題のある審判だという噂を聞いていたけど、
気になったのはジェバリが上から乗られたプレーで、
なぜかジェバリのファウルだった前半の場面ぐらいで、
それ以外はスムーズに試合をコントロールしていたと思う。
少なくとも先日の名古屋戦で笛を吹いていた先立主審よりはマシだと思ったけど、
・・・うーん、もうこの話は終わりにしておくか。
少しでもチームパフォーマンスを上げて3月4日を迎えよう
ベスト8に進出したガンバが相対するのは、グループステージでも対戦したラーチャブリー。
グループステージでは2戦2勝の相手なので、浦項と比べると組み易い相手だと思うけど、
アジアの戦いで楽な試合なんて存在しないと肝に命じて、全力で勝利を掴みに行こう。
ただ、ベスト8の試合は3月なので、その前のアウェイ岡山戦と、ホーム清水戦で、
少しでもヴィッシングサッカーの完成度を上げておきたいところ。
特に、岡山には昨季ダブルを食らわされているので、
中2日での厳しい戦いになるけど、そろそろやり返しておきたいところだ。
ガンバ大阪2ー1浦項スティーラーズ
合計(3ー2)
’34 デニス・ヒュメット
’41 山下諒也
’61 西矢健人










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