【キリンワールドチャレンジ2026 スコットランドvs日本】聖地での勝利を導いた新布陣
日本の現在地を測る2連戦
昨年11月のボリビア戦から約4ヶ月、
今夏に控える北中米ワールドカップでのベスト8進出を目指す日本代表は、
チーム強化の場として2023年のドイツ戦以来となる欧州遠征に臨んだ。
日本はワールドカップのグループステージで、
オランダ、スウェーデンorポーランドとの対戦が予定されているけど、
UEFAがネーションズリーグを始めて以降、
欧州の列強と対戦する機会が少なくなっていることは小さくない懸念。
その中で、スコットランド、イングランドという、
今夏のワールドカップにも出場する国と敵地で試合が出来るのは、
チーム強化の場として非常に貴重な機会だと思う。
ケガ人が多く、ベストメンバーを組めない中での試合にはなるけど、
日本の現在地を測るべく胸を借りるつもりで臨みたいところだ。
ピンチの後にチャンスは来たけど・・・
伝統あるハンプデンパークのピッチに、
森保監督が送り出した日本代表のスタメンは以下の11人。

布陣はお馴染みとなった3-4-2-1。
守備陣は鈴木彩艷や伊藤が戦列に戻ってきた一方で、
南野や久保といった負傷者がまだ復帰出来ていない前線は、
後藤の1トップに鈴木唯人と佐野航大の2シャドーという若い顔ぶれとなった。
マッギンのクロスからマクトミネイにドフリーでシュートを打たれ、
試合の序盤にいきなり大ピンチを迎えたけど、
ここは鈴木彩艷がスーパーセーブで凌ぎ、失点を許さない。
鈴木彩艷は骨折が癒えて戦線復帰したものの、
離脱中にポジションを掴んだGKが好パフォーマンスを見せているので、
所属のパルマではポジションを失っている状況とのことだけど、
この試合のパフォーマンスを見る限り、試合勘の鈍りとかは無さそうだね。
序盤の大ピンチで目が覚めたのか、その後は日本がボールを持って攻める時間帯が続き、
1トップに入った後藤のポストプレーを起点に敵陣で試合を進めていく。
その中で、佐野航大や鈴木唯人、田中碧に決定的なチャンスが訪れるも、
これを決め切ることが出来ず、スコアレスでハーフタイムへ。
(クロスバーを叩いた田中碧のシュートは前半で一番の決定機だったね)
悪くない前半ではあったけど、前半は本大会に向けて当落戦上の選手が多かったので、
目に見える結果を残してアピールしたかったところだったね。
流れを変えたアンカー鎌田
前半をスコアレスで終えた日本は、後半頭から渡辺、佐野航大、伊藤に代えて、
谷口、三笘、鈴木淳之介を投入したけど、
同じポジションの選手を入れ替えただけという感じで、戦い方自体に変更は無し。
対するスコットランドは、前半に押し込まれた反省からか、
4-2-3-1の両サイドハーフが日本の3バックの両サイドにプレスを掛け、
両サイドバックが日本の両WBにプレスを掛けるといった具合に、
かなり前掛かりな立ち位置を敷いてきた。
これにより、ペナルティエリアまで進入してきたロバートソンに、
強烈なシュートを放たれるも、ここも鈴木彩艷がスーパーセーブでチームを救ってみせた。
その後はお互いに多く選手を入れ替えた影響からか、
攻守両面で試合が落ち着きを取り戻す格好になったけど、
そんな試合がもう一度動き出したのは、後半33分の3枚替えから。
瀬古、田中碧、藤田に代えて橋岡、鎌田、塩貝という交代だったけど、
ピッチにボランチの選手がいなくなったので、どういう布陣になるのかと思っていたら、
なんと鎌田をアンカーに置いた3-5-2の布陣がヴェールを脱いだ。
「こんなゲームみたいな布陣、機能するのかな?」と半信半疑で試合を見ていたのだけど、
アンカーに入った鎌田がピッチを俯瞰で見ているかのような視野で試合をコントロールすると、
代表初キャップとなった塩貝は、持ち前のスピードでボールを前へ前へ運んでいく。
これに呼応したのか、鈴木淳之介が最終ラインから攻撃参加し、
三笘のパスを受けて中に折り返すと、
塩貝のコントロールミスを拾った伊東純也がゴールネットを揺らし、
後半39分についに均衡が破れた。
結局、日本は最後までこの1点を守り切り、敵地でウノゼロ勝利。
出来ればこの3-5-2の布陣は本大会まで隠しておきたかったところだけど、
後半に先制点を手繰り寄せた森保監督の采配は見事だったね。
目指すは2戦連続の聖地での勝利
スコットランドサッカーの聖地・パンブデンパークでスコットランドを破った日本は、
今度は中2日でイングランドとイングランドサッカーの聖地・ウェンブリーで対戦。
過去、日本は一度もイングランドには勝ったことがなく、
対戦自体も南アフリカW杯前のテストマッチ以来16年ぶりとのことだけど、
当時と比較して日本も随分強くなっているので、同じようにはいかないはず。
試合当日のウェンブリーはイングランドの勝利を期待するファンで溢れかえるだろうけど、
その中で日本がイングランドから初勝利を挙げ、スタンドを沈黙させたいところだ。
スコットランド0ー1日本
’84 伊東純也









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