【AFCチャンピオンズリーグ2 ノックアウトステージ 準決勝 1stleg ガンバ大阪vsバンコク・ユナイテッド】逆転するための時間はあと90分も残されている

2026年4月12日

決勝の心配は4月15日が終わってから

ヒュメットと食野のゴールで京都サンガに勝利し、
幸先良く11連戦をスタートさせたガンバ大阪は、
ホームにバンコクを迎え、ACL2準決勝の1stlegに臨んだ。

ラーチャブリーとの準々決勝で苦しい戦いを強いられたのは、
1stlegで早い時間帯に失点してしまったことが大きかったので、
同じ過ちは繰り返さないようにしたいところ。

依然として中東の情勢が不安定なので、決勝の開催がどうなるか不透明な部分はあるけど、
それは決勝に進出してから心配すればいいだけの話。

今季の至上命題であるACL2のタイトル獲得に向けて、
目の前のバンコクを圧倒し、1stlegで準決勝の大勢を決めてしまいたいところだ。

不可解なペナルティで背負わされたハンデ

土曜日の京都戦の快勝の余韻が残るパナスタに、
ヴィッシングが送り出したスタメン11人は以下の通り。

京都戦の11人からウェルトンに代わって食野が入っただけで、
ベンチには中野が戻ってきた。

ダブルボランチは安部と徳真の組み合わせになるかと予想していたけど、
京都戦から引き続き安部と美藤の組み合わせになったね。

キックオフ直後からブロックを敷いて守ってきたバンコクに対し、
様子を見つつもボールを握って敵陣で試合を進めるガンバ。

やや慎重な印象は受けたけど、悪くない試合の入りは出来たかなと思っていたら、
バンコクのこの試合最初のCKの場面で中谷がハンドを犯し、PKを献上。

ラーチャブリーとの2ndlegでは起死回生のPKストップもあった東口だけど、
このPKは止めることが出来ず、前半15分に失点してしまった。

まあ、そもそもハンドの判定以前に、
中谷と初瀬に対してファウルがあったんじゃないかと言いたくなる場面ではあったけど、
アジアの舞台ではこの手の謎の判定はつきものなので、
それらを回避するには軽率なセットプレーは与えないに限るね。

ビハインドを背負ったものの、まだ時間はたくさん残されているので、
気を取り直して攻撃に出たいガンバだったけど、
徹底的に自陣のスペースを消してきたバンコクに対し、
スペースが大好物のヒュメットと山下は沈黙。

頼みのジェバリもウィルサットにマンマークでつかれ、
思うように攻撃のタクトを振るわせてもらえない。

それでもCKのチャンスは多く獲得したものの、
ガンバがCKから得点出来ないことを知っているのか、
バンコクはわざとピンチでCKに逃れているようにも見え、
まんまと相手の術中にハマって11本のCKも決定機に繋がったものはゼロ。

結局、前半はゴールネットを揺らせぬまま、
1点ビハインドでハーフタイムを迎えることになってしまった。

数的不利でもファイティングポーズは取り続けるも・・・

お互いに選手交代無く迎えた後半も、
ガンバがボールを握り、バンコクが守備を固めるという構図は変わらず。

その中でも、ジェバリや食野に決定的なチャンスが訪れるも、
いずれも枠を捉えることが出来ず、ゴールを奪えない。

そんな状況を打破すべく、ヴィッシングはジェバリと美藤に代えて南野とウェルトンを投入し、
安部をアンカーに置く中盤ダイヤモンドの4-4-2の布陣へシフト。

ただ、これでも状況は変わらず、
守備を固めるバンコクの前にチャンスにならないCKが積み重なっていくだけで、
奇しくも、この試合と同じような状況になったラーチャブリーとの1stlegで、
同点弾を挙げた名和田の投入に期待する状況に。

ところがそんな折、DFラインの裏に出たボールに対し、
アルトゥールと追いかけっこになった中谷がハンドを犯し、
決定機阻止の判定で一発退場になってしまうというハプニング発生。

体を前に入れようとして出していた手にボールが当たったような感じだったので、
故意ではないとは思うけど、決定機を阻止したことに違いは無く、
妥当なレッドカードだったと思う。

1点ビハインドに加え、数的不利になってしまったので、
このまま最少得点差で試合を終えることがベターかなと思ったのだけど、
数的不利になってもガンバがボールを握る展開は変わらず。

ただ、徳真と唐山を投入しても最後までバンコクのゴールを割ることが出来ず、
必勝を期したホームでの1stlegで痛恨の敗戦。

スペースがある状況では自分たちのサッカーが出来るけど、
ラーチャブリー戦と同様、引いた相手を崩すのには課題はあるし、
昨季から続くセットプレーの期待感の無さもいい加減改善してほしいところやね。

とは言え、まだ試合は180分のうちの90分が終わっただけなので、
来週の2ndlegで2点差で勝利して、決勝行きの切符を掴み取って欲しいと思います。

ダービーに勝ってもう一度勢いを生み出そう

今季の至上命題であるACL2獲得に向けて、
準決勝の1stlegをホームで落としてしまったことで、
気持ちは来週バンコクで行われる2ndlegに勝てるかどうかに向いてしまっているけど、
そんな状況でホームでの大阪ダービーが中2日でやってくる。

正直、この状況でお隣さんに構っている余裕は無いのだけど、
ここを落とすようだとACL2の方にも心身両面で影響が出かねないので、
モメンタムを生み出すためにも叩いておきたいところ。

どっちかと言うと、現在不調のピンクの方が、
「ダービーに勝って流れを変える!」と意気込んでいる感があるので、
むしろその勢いを利用して自分たちが勢いに乗れるように、
ホームで返り討ちにしてやりましょう。

ガンバ大阪01バンコク・ユナイテッド
’15 ムフセン・アルガッサニ