【UEFAチャンピオンズリーグ決勝マンチェスターシティvsチェルシー】ポルトガルの空を彩ったのは濃い方のブルー

2021年5月30日

WOWOWメルダ

今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)決勝を、
地上波で視聴できないと知ったのは3日前の話。

今シーズンのCLはWOWOWが独占で中継権を持っているので、
WOWOWに加入すれば見られるということだった。

わざわざ1試合見るためだけに金払うのもあれかなと思ったので、
今年は見るのを諦めようかと考えたのだけど、
加入月はトライアル期間なので無料で見られると知って、
ケチな関西人である僕はさっそく加入。

そして、今日の午前3時50分。

日曜日に早起きしてWOWOWオンデマンドに接続するも、
何度ログインを試みてもタイムアウト連発で、
キックオフ時間を過ぎても視聴できず。

ようやく緑のピッチが画面が出てきた時には前半のほとんどが終わり、
チェルシーのチアゴ・シウバが負傷してうずくまっている場面だった。

視聴者が殺到してサーバの負荷が高まったのかなと推察するけど、
DAZNも初年度に似たような障害を起こしているのに、
それを教訓にして何の対策もしていなかったというのは、
需要予測が甘かったと言わざるを得ない。

まあ、無料で見させてもらっているのであまり文句も言えないのだけど、
今回のCLの視聴環境が良ければ、来月も契約を継続して、
CLと同じくWOWOWが中継権を持っているEURO2021(2020)を
視聴しようと思っていたのだけど、CLの試合後にWOWOWを解約しました。

おそらく、僕と同じような視聴者は他にもいるんじゃないだろうか。

WOWOWとしては大きなビジネスチャンスを逃してしまったね。

何もないように見えたところから生まれた電光石火の一撃

前置きが長くなってしまったけど、今季のCLの決勝のカードは、
シティとチェルシーという、
2年前と同じイングランド勢同士の対戦。

ペップ・グアルディオラの下、盤石の戦いでプレミアリーグを制し、
意気揚々とポルトガルのエスタディオ・ド・ドラゴンに乗り込んできた
マンチェスターシティに対し、
シーズン途中でランパードからトゥヘルへの監督交代がありながらも、
最終的には4位でプレミアリーグをフィニッシュしたチェルシー。

一見、シティ有利にも見えるこのカードだけど、
ブンデスリーガでも鎬を削った両監督はお互いに策士なので、
一筋縄ではいかないだろうなと言う気はしていた。

前半はほとんど見ていないので書きようがないのだけど、
チェルシーの得点の場面に関しては、
右サイドのアスピリクエタのところで攻撃がノッキングし、
GKのメンディにボールが返ったところでは全く得点の匂いがしなかったのに、
メンディが右サイドにフィードを送ると、
タッチライン際で待っていたチルウェルが
裏に抜けたハヴェルツにワンタッチでパスを送り、チェルシーにチャンス到来。

シティのGKのエデルソンも果敢に前に飛び出したけど、
ハヴェルツとの1対1を制することが出来ず、チェルシーが先制し、
チェルシーの1点リードでハーフタイムを迎えることになった。