【スタッド・ランス ジャパン・ツアー2025 ガンバ大阪vsスタッド・ランス】手ぶらでフランスに帰らせないように配慮するガンバの優しさ
日本に来る前にやることがあるだろというのは言わない約束?
3週間に渡るサマーブレイクも3分の2が経過し、
今季初の逆転勝利を飾ったホーム川崎戦の余韻も薄れてきた中、
ガンバ大阪はホームでスタッド・ランスとの親善試合に臨んだ。
今回のスタッド・ランスの日本ツアーは、先日、神戸とバルセロナの親善試合開催にあたり、
一悶着を起こしたヤスダグループが絡んでいることもあって、
今日のガンバ戦も開催されるか怪しいと思っていたのだけど、
こちらは問題なく開催にこぎつけたみたいね。
(とは言え、このような胡散臭い会社には今後関わらない方がいいと思うけど)
対戦相手のスタッド・ランスは、伊東純也、関根大輝、そして元ガンバの中村敬斗と、
3人の日本人選手が所属しているけど、
そもそもスタッド・ランスは昨季リーグドゥへの降格が決まり、
伊東と中村にも移籍話が出ている状況。
そんな状況のスタッド・ランスと試合をすることにどれだけの意味があるのか疑問だけど、
おそらく来週の岡山とのリーグ戦に備えて主力選手たちの多くは温存されると思うので、
普段試合に出ていない選手たちのアピールの場としてこの試合を活用したいところだ。
試合開始時が満潮であとは引いていくのみ?
一昨年のセルティック戦以来、2年ぶりに海外クラブとの親善試合に臨む、
ガンバ大阪のスタメン11人は以下の通り。

GKに荒木を抜擢したことを除けば、まさかのガチメンバー。
枠を余らせてまで南野と唐山をベンチ外にしたところを見ると、
レンタル移籍というのもあり得るんだろうか?
いつもの試合であればホームゴール裏を埋め尽くす青い壁は無く、
どこか違う雰囲気のパナスタで始まった試合は、1分も経たないうちにいきなり動く。
サイドに開いた半田に三浦からパスが通り、ワンタッチで中のレーンの山下に繋ぐと、
山下のパスを受けたヒュメットがGKの股下を射抜くシュートでゴールネットを揺らし、
なんと試合開始38秒で先制に成功。
ガンバって伝統的にスロースターターのチームだから、
キックオフから一度も相手にボールを触らせずにゴールを奪ったなんて、
長いことガンバを見てても記憶に無いのだが・・・。
幸先良く先制したことで、ここからガンバのゴールラッシュが始まる・・・
と、いきたかったところだったのだけど、残念ながらそうはならず。
右SBながら外に中にと変幻自在にポジションを取る関根を捕まえられず、
その後はスタッド・ランスに試合の主導権を握られ、守勢をしいられる展開に。
それでもなんとか最後のところではやらせず、失点を免れていたのだけど、
半田から宇佐美へのパスがカットされた流れからペナルティエリア内に進入されると、
ジョーダンのポストプレーからザビにシュートを決められ、
前半16分にスコアを振り出しに戻されてしまった。
解説の坪井が言うように、中谷の対応は良かったと思うんだけど、
やはりフランス2部でも個の力がある選手はいるよね。
勝ち越したいガンバだったけど、その後のチャンスらしいチャンスと言えば、
カウンターから山下のパスを受けたヒュメットが左足で狙った場面ぐらい。
前半を通してスタッド・ランスの攻撃を受ける時間が長かったけど、
スペ体質のネタ・ラヴィを前半30分で下げて、
来週の岡山戦も出場停止になる安部を投入するというマネジメントも施しつつ、
タイスコアのまま試合はハーフタイムへ。
この日喜ばせる色は青ではなく赤だった
後半に臨むにあたり、ポヤトスは安部と荒木以外の9人を入れ替えるという、
いかにも親善試合という選手交代を敢行。
ただ、前半のメンバーでも苦戦していたのに、
普段スタメンで試合に出ていない選手が9人も出たところで状況が好転するわけもなく、
前半に引き続き守勢をしいられる展開に。
すると、スタッド・ランスの前からのプレスに遭い、
パスの出しどころが無くなった中野が右足で苦し紛れに前線に送ったパスがカットされると、
スタッド・ランスの10番、テウマに左足で決められ、逆転を許してしまう。
まあ、失点は中野1人のせいでは無いけど、
先月の天皇杯の山形戦でも失点に絡んだばかりなのに、
そこから何日も経たないうちにこんなプレーしてたら、
シーズン後半は、黒川にリーグ戦とACL2をフル稼働してもらわないといけなくなっちゃうよ。
その後、ジェバリや美藤、アラーノにシュートチャンスが訪れるも、
いずれも決め切ることが出来ずに2-1で敗戦。
試合終盤に伊東がピッチに投入されたので、
伊東目当てでこの日パナスタを訪れた観客も出来ただろうし、
スタッド・ランスにも今回の日本ツアー初勝利のお土産をプレゼントしたので、
最近影を潜めていたガンバのホームでの接待力が存分に発揮された試合だったように思う。
”リーグでは”負けていないという事実を継続せよ
ACL2で頑張ってもらわないといけない後半のメンバーのパフォーマンスが、
期待以上に悪かったのは不安だけど、この敗戦が公式戦でなかったのは不幸中の幸い。
来週ホームで対戦する岡山には、2月にアウェイで手痛い敗戦を喫しているので、
GAMBA EXPOで満員になったパナスタでやり返して、リーグ戦3連勝といきたいところ。
前回の対戦では古巣のサポーターに良いところを見せられなかった一森が、
今度はホームゴール裏とエリア22の声援を背に、
ゴールにガッチリと鍵をかけてくれると思います。
ガンバ大阪1ー2スタッド・ランス
’1 デニス・ヒュメット
’16 パトリック・ザビ
’64 テディ・テウマ








