【明治安田J1リーグ27節 ガンバ大阪vs横浜FC】有言実行の2得点で勝利をもたらした青黒の至宝
残留争いを面白くさせるな
後半のミスが響いて町田に敗れ、3連敗となったガンバ大阪は、
中2日で横浜FCとのホームゲームを迎えた。
前節、神戸に勝利したものの、依然19位と降格圏に沈む横浜FCだけど、
スウォヴィクやアダイウトンといったJリーグで実績のある選手をチームに迎え、
J1残留という目標を達成すべく強化部が危機感を以って仕事をしているように見える。
一方で、ネタ・ラヴィを町田に強奪されたにも関わらず、
今夏の加入はSBの初瀬のみと、補強が遅々として進まない我が軍の強化部は、
いつまで呑気に夏休みを取っているつもりなんだろうか。
ただ、試合前にそんなことを嘆いていても仕方がないので、
早い段階で先制点を挙げて試合の主導権を握り、勝ち点3を掴みたいところだ。
自身のミスを取り返したバットマン
NMB48のパフォーマンスがこの試合の一番の盛り上がりでした・・・
なんてことにしたくないガンバ大阪のスタメンは以下の11人。

今夏加入した初瀬が左SBでスタメンで、黒川は2試合連続のベンチスタート。
また、前節の町田戦で痛恨のキャッチミスを犯した一森が引き続きスタメンの一方、
CBは三浦が外れて中谷と福岡の組み合わせになったね。
前回の横浜FC戦でンドカ・ボニフェイスに競り負けて失点に絡んでしまった福岡が、
この試合の序盤にもルキアンに競り負け、
その流れからアダイウトンにシュートを打たれた時は、思わず頭を抱えてしまったのだけど、
横浜FCに流れを持っていかれる前に建て直しに成功。
ただ攻撃面では、ガンバにボールを持たせて守備を固めてくる横浜FCに対し、
スピードが上がらないパス回しが続くばかりでシュートまで持ち込めず、
だらだらと時間だけが過ぎていく。
どこか2週間前の岡山戦の後半を彷彿とさせるような試合展開に嫌な予感を感じていると、
ヒュメットがハンドのセルフジャッジをしている間に他の選手の足が止まってしまい、
間隙を突いて抜け出したアダイウトンにゴールを許し、前半41分に先制点を献上。
前節の神戸戦から中6日の横浜FCに対し、ガンバは町田戦から中2日なので、
ここからギアを上げて逆転するのはコンディション的に厳しいと思ったのだけど、
前半終了間際に満田のパスに抜け出した半田のクロスを、
ヒュメットが名手・スウォヴィクの腋の下を射抜き、
前半のうちに同点に追いついてハーフタイムへ。
失点に絡んだ場面以外は試合から消えていたヒュメットだったけど、
ストライカーとしての仕事で自身のチョンボを帳消しにしたね。
青黒を勝利に導くのはやはり背番号7
お互いに選手交代無く迎えた後半も、ボールは持つけど攻めきれないガンバと、
守備を固めてガンバのミス待ちカウンター狙いの横浜FCという構図は変わらず、
ジリジリとした試合展開が続いていたけど、思わぬプレーで試合が動く。
左サイドでボールを持った宇佐美が、DFラインの裏に抜け出したヒュメットにパスを送ると、
ヒュメットの前にいたンドカの腕にボールが当たり、ガンバはPKを獲得。
このPKを宇佐美が右上のギリギリのコースに沈めて、後半11分に勝ち越しに成功。
前半のセルフジャッジの場面でイエローカードを貰っていたヒュメットが、
清水主審にンドカのハンドをアピールした時は、
2枚目のイエローカードを貰わないかヒヤヒヤしたけど、これは明らかなハンドだったね。
(VARの確認中、ンドカは「無い、無い」って言っていたけど、どの口が言ってるんだろうか)
1点リードした後は、ペースを落として試合を進めていたガンバは、
美藤の縦パスをアラーノがワンタッチでDFラインの裏へ走ったヒュメットに送ると、
ヒュメットのゴールラインギリギリからの折り返しを宇佐美が中央でプッシュし、
後半36分にガンバに追加点。
町田戦の後、ガンバのゴール裏に向かって熱い言葉を口にした宇佐美だけど、
口先だけでなく2得点という結果を残したあたり、
ガンバ大阪というクラブを背負う漢の矜持を感じたね。
その宇佐美はハットトリックのチャンスがありながらもお役御免となり、
ジェバリとの交代でピッチを後に。
その後は、アラーノの時間を使う上手さを堪能しながら、
試合終了を待つだけ・・・と、いきたいところだったけど、
後半アディショナルタイムに入ってすぐに、
室井にバイシクルシュートを決められ、1点差に迫られてしまう。
室井のシュートは見事だったけど、新保のクロスを折り返そうとした櫻川に対し、
中谷があまりにも淡白な対応をしてしまったのは残念だったね。
1点差になってからは、それまでの余裕のある試合展開から一転して肝を冷やしたけど、
それ以上の失点は許さず、4試合ぶりの勝ち点3を獲得。
正直、課題も多い試合ではあったけど、今季2度目の逆転勝利で、
勝ち点も37まで伸ばしたので、とりあえずJ1残留は大丈夫そう・・・だよね?
8月最後の日に勝ち点を配る予定はありません
次節は中7日空いてアウェイで湘南ベルマーレ戦。
シーズン開幕当初、首位に立つなど好スタートを切った勢いは何処へやら、
今節、岡山に敗れ、11試合勝利無しとドン底状態にある湘南。
確実に勝ち点3を獲っておきたい相手だけど、
この手の相手に気前良く勝利をプレゼントしてしまう悪癖があるガンバなので、
来週の平塚では持ち前のサービス精神は封印したい。
敵将の山口監督は、今回も古巣相手に色々と策を講じてくるだろうけど、
そこを上回って連勝といきたいところだ。
ガンバ大阪3ー2横浜FC
’41 アダイウトン
’45+4 デニス・ヒュメット
’56 宇佐美貴史
’81 宇佐美貴史
’90+2 室井彗佑











