【明治安田生命J1リーグ19節 横浜FCvsガンバ大阪】180分戦っても決着つかず

6月の勢いを7月も

前節、ジェバリとネタ・ラヴィという前線と中盤の大黒柱を欠いた状態で鹿島に勝利を収め、
リーグ戦4連勝で6月戦線を締め括った我らがガンバ大阪。

月が変わってツキが変わるとならないように、
7月最初の試合で残留争いのライバルでもある横浜FCを直接叩いておきたいところだ。

試合後にオランダのNECへ移籍が決まった小川航基の挨拶が予定されているらしいけど、
これまで数々の対戦相手のメモリアルゲームで勝利を収めてきたガンバだけに、
この試合でも空気の読めなさを発揮して欲しい。

嬉し恥ずかしリスペクト

昨晩から降り続いている雨により体にまとわりつくような湿度の中、
三ツ沢に送り出されたガンバ大阪のスタメンは以下の11人。

鹿島戦はベンチ外だったジェバリとネタ・ラヴィが順当にスタメン復帰。
(ヒゲが無くて別人に見えるけど、ジェバリ本人でいいんだよな?)

また、鹿島戦で負傷交代した倉田に代わり誰が左ウイングに入るのかと思っていたのだけど、
食野でも福田でもなく石毛を起用してきたのには少々驚かされたね。

今季、ガンバと対戦するチームは、ガンバが下位に沈んでいるということもあってか、
前に出てきてくれるチームが多かったけど、
この日の横浜FCは随分とガンバをリスペクトしてくれたようで、
自陣で5-4のブロックを敷いて待ち構える守り方を選択。

一方の攻撃面では、
ウイングに突破力の無いガンバの攻撃がサイドで手詰まりになったところでボールを奪うと、
サイドバックが上がった裏のスペースへロングボールを送るという攻撃を徹底してきた。

石毛、山本、黒川の急造トライアングルの連携がイマイチで、
左サイドでボールを失うことが多かったので、半田のサイドよりも黒川が上がったスペースを、
マルセロ・ヒアンと小川慶治朗に狙われる場面が多かった印象だったね。

対するガンバは、CKからのサインプレーで、
ジェバリがフリーでシュートを打つ場面があったものの、
これは横浜FCの守護神のブローダーセンに防がれてゴールならず。

4月に吹田で対戦した時もガンバのシュートをことごとく防いでいたブローダーセンは、
この日もガンバの攻撃陣にとって厄介な相手だったね。

結局前半はお互いにゴールネットを揺らすことが出来ず、
スコアレスでハーフタイムを迎えることになった。

三ツ沢に降臨した神

お互いに選手交代無く迎えた後半は、
開始早々にCKから福岡がニアで逸らす場面があったものの、
これはファーに誰も詰めてなくて得点ならず。

その後も続く膠着状態を打破すべく、ポヤトスは石毛に代えて福田を投入するも、
効果的な交代にはならず、むしろ左サイドでボールが落ち着かなくなったような感じすらあった。

福田が一番生きるポジションは3バックシステムの左WBだと思うんだけど、
今のポヤトスの4-3-3だと最適なポジションが無いんだよな。

誰とでも仲良くなれるキャラクターはチームに必要不可欠だと思うけど、
もう勢いだけでプレーして許される年齢でもなくなってきているので、
どこかで一皮剥けて欲しいなとは思っているのだけども。

ところが、先制点を奪いたいガンバの気持ちとは相反するように、
試合の流れは俄かに横浜FCに傾き始める。

しかしながら、そんなガンバの窮地を救ったのは、我らが守護神・東口順昭。

山下がカットインして放ったシュートは失点を覚悟するものだったけど、
これを驚異的なセービングで凌ぎ、ゴールを割らせない。

そんな東口の頑張りに報いるべく、ネタ・ラヴィに代えて宇佐美を投入し、
諸刃の刃である宇佐美のインサイドハーフ起用を敢行して得点を狙いに行くも、
その直後にダワンが負傷。

これを受けて、ダワンに代えてクォン・ギョンウォンを投入して3バックに布陣変更し、
ポヤトスとしては守備のバランスを取ったつもりだったんだろうけど、
山本と宇佐美のダブルボランチでは中盤で全くフィルターがかからず、
横浜FCの攻撃をモロに受けてしまう状態に。

そんな状態でも東口の集中力は切れることなく、
最後までガンバのゴールを守り切り、スコアレス決着。

ゴールを奪えなかったのは課題だけど、
4連勝中に一度も無かったクリーンシートを達成したことに関しては、
及第点を与えてもいいだろうね。

大ベテランと言われる年齢に差し掛かりつつある東口だけど、
まだまだガンバはその力を必要としていると再認識させられた試合だったんじゃないだろうか。

現場もフロントも動きを必要としている

7月は順位が近いチームとの対戦が続くので、直接叩いて上位進出を伺いたいところだったけど、
7月戦線を幸先良く勝利でスタートすることは出来なかった。

次節対戦する京都には前回対戦時に痛い目に遭わされてしまったので、
ガンバ相手に毎試合のように恩返しゴールを決めるパトリックを警戒しつつ、
ホームのサポーターに勝利を届けて欲しいと思う。

また、1点が欲しい状況にも関わらず、鈴木武蔵に出場機会が与えられなかったのを見ると、
今のガンバの陣容はポヤトスが望んでいるものでは無いと思われるし、
山本理仁の移籍に伴い中盤のベンチ入りの枠が1つ空いていることも考えると、
夏の移籍市場でガンバがどう動くかというところも注視していきたいね。

横浜FC00ガンバ大阪