【YBCルヴァンカップ プレーオフステージ2nd leg ガンバ大阪vsVファーレン長崎】印象に残ったのが試合に出ていない宇佐美と播戸というのはどうなのか

輝ける場所があるということ

先週の1st legの後のブログで、ガンバから長崎に移籍して大活躍している呉屋について、
然る場所に身を置かないと輝けない選手もいると書いたけど、
昨日、3年振りにガンバへの復帰が決まった宇佐美貴史もまた同じタイプの選手なのだろう。

最初の海外挑戦の時は、Jでの実績も乏しく時期尚早な感はあったけど、
ガンバに三冠をもたらし、リーグを代表する選手になって挑んだ2度目の海外挑戦も
失敗に終わったことで、屈辱を味わった宇佐美の胸中は想像するに難くない。

また、ガンバ出身の選手は海外で成功しないという世間の評価や、
代表戦での宇佐美のプレーに対する批判を目や耳にするたびに、
そんな意見を覆して欲しいという気持ちもあったので、
宇佐美がドイツで通用しなかったことは、彼を応援するサポーターとしても悔しい思いはある。

先日の湘南戦後のブログで、宇佐美や井手口のガンバ復帰報道について、
今の若いチームの成長を見ていたいという気持ちを綴ったけど、
だからと言って、我々のアイドルの復帰を歓迎しない理由なんて無い。

才能に恵まれていても輝ける場所に巡り会えず、
その能力を発揮できないままピッチを去っていく選手が多くいるサッカー界に於いて、
宇佐美にとっての輝ける場所は、海外ではなくガンバ大阪だったということだろう。

ましてや、その輝ける場所が自身の心のクラブであるということは、
宇佐美貴史というフットボーラーにとってこの上ない幸せだと思う。

プロデビューした時と同じ背番号33を背負うガンバの至宝が、
またチームを高みへ導いてくれることを願ってやまない。

精神的支柱のいないチーム

そんな宇佐美の挨拶が試合前に行われたリーグ杯プレーオフステージの2nd leg。

1st legで4つのアウェイゴールを決め、3点差をつけて勝利したことで、
0−3で落としてもベスト8進出が決まるという余裕のある状況で迎えた試合だったけど、
その余裕が油断や慢心を生み出したのか、
試合後の宮本監督の不機嫌なインタビューに象徴されるように、
どうもピリッとしない試合展開になってしまった。

選手の組み合わせの問題もあるのだろうけど、この試合に出場している選手たちは、
リーグ戦で試合に出ている選手たちよりもキャリアが長く、
経験値が豊富なはずなのに、どうしてこんな試合をしてしまうのだろうか。

やはり、この試合のような気が緩みやすい試合で、
チームの雰囲気を締められるようなベテラン選手がいないのは、
ガンバの大きな弱みだと思う。

そんな見応えの無い試合だったせいか、試合内容よりも、実況そっちのけで
トークショーかと思うほど喋りまくっていた播戸竜二の解説ばかりが印象に残る試合だった。

もっと出来ると思うからこその苦言

この試合では、コンチャが起用された左WBのポジションにボールを多く集め、
アデミウソンも左サイドに流れてサポートすることで、
チームとしてこの若きスペイン人選手を生かそうという意図が見られたけど、
不用意なボールロストからピンチを招いただけでなく、
慣れないポジションからか攻撃面でもこれといった働きは出来なかった。

後半から左インサイドハーフにポジションを移したことで、
前半に比べると動きやすそうに見えたけど、かと言って特筆すべきプレーは特に無く、
宮本監督の起用に応えたとは到底言えないプレーに終始していたね。

また、この試合のアンカーのポジションには高が起用されていたけど、
縦にボールを入れられずに攻撃がノッキングを起こす場面が多く見られた。

先日のトゥーロン国際では田中碧とのダブルボランチで良いプレーを見せていたので、
ガンバに戻ってどのように還元してくれるのか期待していたのだけど、
やはり遠藤や矢島のようなåゲームメイク力が無い高には、
このポジションは荷が重かったのか、期待はずれのプレーに終わってしまったね。

来週の天皇杯でも2人にチャンスは回ってくる可能性は十分に考えられるので、
宮本監督に「リーグ戦でも起用してみよう」と思わせるプレーを期待したいね。

週末の松本戦に照準を合わせる

アデミウソンが先発で出場し、比較的長い時間プレーしていたことを考えると、
今週末の松本戦のスタメン2トップはファンウィジョと食野になるのだろうか。

先日の湘南戦で勝利し、自動降格圏を抜け出したとは言え、
まだまだ厳しい状況には変わりないので、
順位の近い松本を叩いて、少しでも勝ち点を積み上げたい。

またしても週末は雨予報なので、屋根の無いアルウィンに向かうのは憂鬱だけど、
そんな気持ちを吹き飛ばすような勝利が見られることを期待したいね。

ガンバ大阪02Vファーレン長崎
’87 島田
’90+4 畑