【カタールワールドカップ アジア2次予選 モンゴルvs日本】14点しか取れなかった試合と言ってもいい
白いユニフォームの方が強そうに見える
2019年11月のキルギス戦以来、1年4か月ぶりに再開された、
2022年カタールワールドカップのアジア2次予選。
本来であれば、この日の対戦相手のモンゴルとは、
昨年の今頃、ウランバートルで対戦する予定だったけど、コロナ禍により延期になり、
結局、1年後に日本での無観客開催という形で着地。
試合会場が男子の代表戦で使用されることはまず無いフクダ電子アリーナということや、
日本で行われる試合にも関わらずアウェイ扱いということもあり、
日本の選手たちがアウェイ用の白いユニフォームを着ているなど、
妙な違和感がある試合だったね。
24年ぶりに塗り替えられたマカオ戦での記録
一昨年の10月に埼玉スタジアムでモンゴルと対戦した時は、
日本がボール支配率72%、シュート数41本で6-0と圧勝。
両者の間に大きな実力差があることは火を見るよりも明らかだったので、
「ワールドカップ予選は内容よりも結果」とは言われるものの、
この試合に関しては、「どう勝つか」という方が重要だったと思う。
ただ、結果として、ボール支配率68%、シュート35本で、
14-0というあまりにも無慈悲なスコアの試合だったので、
試合を見ているよりも、副音声でジョン・カビラとROLANDの会話を聞いている方が、
面白かったというのが正直なところだけども。
(このスタジアムをホームとしている某J2クラブに
何点か分けてあげてもバチは当たんないんじゃないだろうか…)
14得点と言うのは日本のワールドカップ予選史上最多スコアらしいけど、
そんな大差がついた試合だったにもかかわらず僕が感心したのは、
モンゴルの選手たちが集中を切らさず、ラフプレーに走らなかったこと。
過去にはシドニーオリンピックのアジア予選のフィリピン戦で、
日本が6-0で勝っている状況で小野伸二が背後からカニばさみタックルを食らって、
左膝の靭帯を断裂したということもあったからね。
モンゴルの選手たちと、
フジテレビの中継のゲストで出演していた朝青龍にとっては酷な結果になってしまったけど、
最後までフェアに戦ってくれたモンゴルの選手たちには拍手を送りたいね。
コロナ禍での遠征は大変
カタールワールドカップのアジア2次予選の次の試合は、
6月に我らがホーム、パナソニックスタジアム吹田で行われるタジキスタン戦。
ただ、正直なところ、タジキスタンとも実力差があるには明白なので、
その4日前に札幌で行われる予定の親善試合の相手がどこになるかの方が気になるかな。
国外でプレーしている選手の中には、所属チームに戻った後、
隔離措置が取られる選手もいると思うけど、上手くコンディションを調整して、
週末の各国のリーグ戦に備えて欲しいね。
モンゴル0-14日本
’14 南野拓実
’23 大迫勇也
’26 鎌田大地
’33 守田英正
’39 オウンゴール
’55 大迫勇也
’68 稲垣祥
’73 伊東純也
’78 古橋享吾
’79 伊東純也
’86 古橋享吾
’90+1 浅野拓磨
’90+2 大迫勇也
’90+3 稲垣祥