【キリンカップ 日本vsガーナ】ブラックスターズ に黒星をつけたサムライブルー

サムライのお友達

国立競技場で行われたブラジルとの一戦から中3日、場所を神戸に移して相対するは、
国旗に描かれている黒い星から”ブラックスターズ”の異名を持つガーナ。

ガーナは4年前のロシアワールドカップの直前にも来日して、
日産スタジアムで日本と試合をしてくれたので、
アフリカ勢の中では割と日本と付き合いの良いイメージがあるね。
(トリビアの泉のニャホニャホタマクロー効果かな?)

日本と同様にカタールワールドカップ出場を決めているガーナにも、
チーム内で本大会のメンバー入りを懸けたサバイバルが始まっているだろうから、
札幌でのパラグアイのようなモチベーションの低い相手では無いだろう。

アフリカを代表する強豪国を相手に、日本がどんな戦いを見せてくれるのか見ものやね。

アピールするか駒になるか

ノエビアスタジアム神戸のピッチに立った日本代表のスタメン11人は以下の通り。

パラグアイ戦、ブラジル戦に引き続き吉田と遠藤はスタメン出場。

さらに、久保、柴崎、上田、川島が、
今回のインターナショナルマッチウィークで初めてスタメンに選ばれたね。

否応にもカタールワールドカップのメンバー選考を意識せざるを得ない状況での試合なので、
自分のプレーをアピールするのか、それともチームの勝利のための駒になるのか、
匙加減は選手によってそれぞれだと思うけど、
そんな中「俺をワールドカップに連れて行け」というオーラを出しまくっているのは堂安。

前線からの守備でボールを奪ってシュートを放ったり、
セットプレーの流れでペナルティエリア外からボレーシュートでゴールを狙ったりと、
パラグアイ戦、ブラジル戦に引き続き積極的なプレーが目についたね。

ただ、ブラジル戦では、
そんな利己的なプレーでPK献上に繋がるボールロストを犯してしまったし、
この積極的なアピールを受けて森保監督は堂安をどのように評価するのだろうか。

そんな中、先制点を奪ったのは日本。

右サイドでボールを持った山根が久保にボールを預けて前線に走り込むと、
堂安から出てきたラストパスを左足でファーに流し込み、ゴールネットを揺らしてみせた。

おそらく山根は、右足でボールを貰って、
グラウンダーでマイナスのクロスを上げようというイメージだったのだろうけど、
堂安のパスが短くなって、ちょうど左足でシュートを打てる場所にボールが来たのが、
ラッキーだったね。

ただ、その後に、自陣でのパスミスでこの試合唯一の失点に絡んでしまったことで、
せっかくの見事なゴールにケチがついてしまった感は否めないけども。

引導を渡した2人の代表初ゴール

1−1のタイスコアで前半を折り返し・・・になるかと思いきや、
前半終了間際に左サイドから三笘があげたクロスが、そのままゴールネットを揺らし、
前半を1点リードで折り返した日本。

後半に入って追加点を奪いたいところ、
チャンスはありながらもなかなかゴールを奪えずにいた日本だけど、
そんな状況で試合を動かしたのはまたしても三笘。

三笘の代名詞でもあるドリブル突破で左サイドを深くえぐると、
ペナルティエリア内へマイナスのクロスに走り込んだのは久保建英。

18歳でA代表デビューを飾りながら、なかなかゴールを奪えなかった久保にとって、
これが17試合目にしてようやく生まれたA代表初ゴール。

3年前に日本のサッカーファンが期待したほどの成長曲線を描けているとは言い難い久保だけど、
若い頃から天才と言われながら30歳を過ぎて覚醒した家長のような選手もいるから、
周囲の目はあまり気にしないで焦らずにやってほしいと思うね。

その後、伊東が快足を飛ばして右サイドからペナルティエリア内へ進入し、
伊東のクロスを中央で前田が合わせて勝負あり。

終盤の足が止まってくる時間帯に、伊東と前田という韋駄天コンビとマッチアップするのは、
さすがの身体能力を誇るガーナの選手たちでもキツイだろうな。

終盤には中山を投入して伊藤、谷口、板倉の3バックというオプションも試すことが出来たし、
ガーナは入国が遅れてコンディションが良くなかったという話を差し引いても、
ブラジル戦に引き続き有意義なテストマッチになったんじゃないだろうか。

鬼門・吹田で勝って締められるか

ガーナを降した日本はキリンカップの決勝に進出し、
トーナメントの反対側の山でチリを降したチュニジアと対戦。

まあ、キリンカップなんて、獲得したから何?というタイトルではあるけど、
6月の一連のインターナショナルマッチを負けて終わるのは後味が悪いので、
勝って締めたいところではあるね。

そんなチュニジア戦の試合会場は、
我らがガンバ大阪のホームでもあるパナソニックスタジアム吹田。

勝って締めたいと言った手前恐縮だけど、
昨年のカタールワールドカップアジア最終予選のオマーン戦や、
吹田での初の代表戦となったボスニアヘルツェゴビナ戦など、
日本代表と相性が良いとは言えないスタジアムなのが気がかりだけども・・・

日本41ガーナ
’29 山根視来
’43 ジョルダン・アイェウ
’45+1 三笘薫
’73 久保建英
’82 前田大然