【AFCチャンピオンズリーグ2 グループステージ5節 東方vsガンバ大阪】グループ首位でノックアウトステージへ
サヨナラはあと4試合を終えてから
一昨日、ダニエル・ポヤトスの今季限りでの退任の報せが飛び込んできた。
賛否両論あるようだけど、ポヤトスって広島におけるペトロヴィッチや、
川崎における風間さんのようなチームの土台を作る監督であって、
森保さんや鬼木さんのようなチームにタイトルをもたらせる監督ではないと思っていたので、
3年間で土台を作って、契約が切れるこのタイミングで次へバトンタッチするのは、
個人的に良い時期だと思っている。
(言い換えれば、次の監督選びは非常に重要なミッションということなんだけど・・・)
ただ、パスが3本と繋がらない焼け野原となっていたチームをサッカーが出来る状態に戻し、
アジアの舞台へ返り咲くところまで蘇らせたのは、ポヤトスの功績以外の何ものでもなく、
素直に感謝の言葉を送りたい。
とは言え、サヨナラを言うにはまだ試合が残っているので、
まずは目の前の東方戦に勝利し、ACL2のグループF首位通過を確定させたいところだ。
言うほど若手を起用しなかったらこれぐらいは当たり前
旺角スタジアムの人工芝のピッチに送り出された、ガンバ大阪のスタメンは以下の11人。

前日会見でポヤトスが若手の起用を仄めかしていたので、
南野や荒木の抜擢もあるかと思っていたけど、
蓋を開けてみたら若手の起用と言えるのはトップ下に名和田を起用したことぐらい。
中2日でアウェイの福岡戦があることを考えてなのか、
中谷はベンチスタートで宇佐美とジェバリはメンバー外だったけど、
半田や黒川あたりも温存して良かったんじゃないだろうか。
試合の入りから東方が前に出てきたけど、
その裏をかいた山下が安部のロングフィードに反応してラインブレイクすると、
GKとの1対1を制して前半4分に先制。
山下のこのパターンのシュートは決まらないことが多いので、
今回も勢い任せにシュートを打ってGKにぶつけると思っていたけど、
良い意味で期待を裏切られたね。
その後、現地からの映像が乱れて何分かDAZNの中継が途切れる時間帯があったのだけど、
無事に映像が戻ってきて程なくして、
福岡の左サイドからのクロスがGKに当たってゴールマウスに吸い込まれ、前半19分に追加点。
(映像が途切れている間にゴールが決まらなかったのは不幸中の幸いか)
さらに、前半33分には黒川が左サイドを深くえぐってからのマイナスの折り返しに、
安部が中央で合わせ、前半だけで3ゴールを奪ってみせた。
前半終了間際には東方のCKから立て続けにゴールを脅かされる場面があったものの、
ここは宮本ガンバ時代を彷彿とさせるような肉壁ディフェンスで跳ね返し、
失点を許さず3点リードでハーフタイムへ。
若手を起用できるシチュエーションになったと思うので、
後半にポヤトスがどのカードを切るのか注目したいところ。
スーパールーキーの記念すべき第一歩
3点リードして迎えたハーフタイムで、山下に代えて奥抜を投入して左サイドに入れ、
食野を右サイドにポジションチェンジ。
前半終了間際に大きなチャンスを作ったことで勢いが出たのか、
東方が後半の入りから激しく来ていたけど、次のゴールを奪ったのもガンバ。
鈴木が右サイドに大きく展開すると、
これを受けた半田の折り返しをファーでヒュメットが流し込んで、4点目。
故障の影響もあったのか、ここ最近はジェバリの陰に隠れがちだったヒュメットだけど、
大敗したホーム柏戦以来のスタメン起用に応えるゴールだったね。
(珍しくお約束のバットマンポーズはしなかったね)
4点差がついたところで、安部と黒川に代えて倉田と岸本を投入し、
倉田はそのまま安部がいたボランチに入り、
岸本は右SBに入って半田を左SBにポジションチェンジ。
安部は前半によくわからないイエローカードをもらっていたので、
個人的にはハーフタイムで交代させても良かったと思うけど、
ACLお約束の主審の不可解な判定の餌食にならずに済んでよかったね。
そして、この日のガンバのゴールラッシュを締めくくったのは名和田我空。
三浦の前線へのフィードを巧みなバックステップを踏んで受けると、
ペナルティエリア内でのカットインからファーサイドのゴールネットを揺らし、
これが記念すべきプロ初ゴール。
スーパールーキーとして鳴り物入りで入団するも、
シーズン序盤に少し出場機会があっただけで、実戦から遠ざかる日々が続いていたので、
本人も言うように矢印を自分に向けるのが難しかったと思うけど、
ようやく最初の一歩を踏み出せたことで、ここからのブレイクスルーに期待したいね。
結局、試合はこのまま0-5でガンバが勝利。
9月にホームで東方と対戦した時は、実力差を顧みずに果敢に後ろから繋いできて、
意外と骨のある相手だと思ったのだけど、
この試合の東方は拍子抜けするほど大したことのないチームだった。
東方はケガ人を多く抱えていたとのことだけど、
TV画面越しでも状態の悪さがわかるこのスタジアムのピッチでは、
それも当然だろうなと思わざるを得なかったね。
この試合でも東方の選手が負傷交代していた一方で、
ガンバの選手たちが何事もなく試合を終えてくれたのもポジティブな要素やね。
リーグ戦でも少しでも上へ行こう
5連勝でACL2グループF首位通過を確定させたガンバは、
中2日で博多の森に乗り込んでアビスパ福岡とのアウェイゲームに臨む。
タイ遠征から中2日でアウェイ鹿島戦に臨んだ先月同様の過密日程だけど、
過密日程よりも試合間隔が空く方が苦手なガンバにとっては、
前節の神戸戦から中20日空いて福岡戦に臨むよりも、
今回のようにACLが間に挟まっている方が却って良いかもしれない。
福岡戦のチケットは売り上げが好調のようだけど、
ここで空気の読めないガンバの真骨頂を発揮して、
勝利でベスト電器スタジアムを沈黙させてやろうじゃありませんか。
東方0ー5ガンバ大阪
’4 山下諒也
’19 福岡将太
’33 安部柊斗
’59 デニス・ヒュメット
’75 名和田我空










