【AFCチャンピオンズリーグ2 グループステージ2節 ラーチャブリー vsガンバ大阪】青黒の進軍は微笑みの国でも止まらず
微笑みの国でも闘い極めろ漢達!
ホームでアルビレックス新潟に勝利し、公式戦6連勝を飾ったガンバ大阪は、
タイに移動し、中4日でラーチャブリーとのACL2グループステージの試合を迎えた。
2019年シーズンに半年だけガンバに在籍していた田中達也が
今年の夏までラーチャブリーでプレーしていたみたいだけど、
今はタイリーグ3部のクラブで選手兼監督を務めているようなので、
ちょうど入れ違いだったみたいね。
(まあ、再会したからといってそこまで思い入れもないけど・・・)
そのラーチャブリーはグループステージの1節でナムディンと対戦し、3-1で敗れているので、
この試合は是が非でも勝ちに来るだろうけど、勝ちたい気持ちはガンバも同じ。
ACLのアウェイゲームが難しいのは重々承知しているけど、
5試合で16得点を挙げている今のガンバの攻撃陣を持ってすれば、
微笑みの国から勝ち点3を持ち帰ることも可能なはずだ。
守りを固めてくる相手はいつだって難しい
ポヤトスがドラゴンソーラーパークのピッチに送り出した11人の青黒戦士は以下の通り。

中2日で迎える鹿島戦に備えてか、
GKに東口、CBに三浦、ボランチには鈴木と美藤と、ターンオーバーを敢行。
ウェルトンとアラーノに至ってはタイ遠征にも帯同せず、
ウイングは右に山下、左に奥抜の組み合わせになったね。
先日対戦した東方は、アウェイにも関わらず果敢にパスを繋いで前に出てきたけど、
この日のラーチャブリーは、ホームにも関わらず5-4-1でリトリートしてきたので、
敵陣でスペースを見つけられず攻めあぐねるガンバの攻撃陣。
それでいて、ラーチャブリーの前線の質は東方よりも高いものだから、
手数をかけない鋭いカウンターで一発でやられそうな怖さが感じられたね。
その中で、アラディスに強烈なミドルシュートを打たれたり、
CKからコリヌスにヘディングシュートを放たれる場面があったものの、
どちらのピンチも東口がスーパーセーブで凌ぎ、失点を許さない。
セカンドキーパーという難しい立ち位置でも、
出場した時はきっちりと自分の仕事をこなせるなんて、
こういうベテランがチームにいるのは心強いね。
前半の終盤になると、宇佐美のパスに山下が飛び込んだり、
宇佐美がミドルシュートを放つなど、ガンバに決定機が増えたけど、
結局、ゴールを奪うまでには至らずスコアレスでハーフタイムへ。
美藤がリスクを冒して前に前にチャレンジする一方で、
鈴木はセーフティにプレーしているにも関わらずミスが目立ち、
攻めるも守るも頼れないパフォーマンスに終始していたね。
(このままだとボランチの序列の3番手と4番手が入れ替わるんじゃないだろうか・・・)
タイでも火を噴いたNo13の右足
後半に得点したいガンバは、後半頭から鈴木に代えて安部を投入すると、
このポヤトス采配がズバリ的中。
黒川のクロスはラーチャブリーのディフェンスにクリアされるも、
こぼれ球を拾った安部がゴール右隅にミドルシュートを叩き込み、
後半19分にガンバが先制に成功。
これで直近5試合で3得点とまるでストライカー顔負けの得点力だけど、
2試合連続レッドカードの禊がまだ済んでいないことがこの得点力の原動力なのだとしたら、
ずっと禊やっててもらった方がいいんじゃないだろうか。
かくして先制に成功したガンバは、
美藤、奥抜、ヒュメットに代えて満田、食野、ジェバリを投入。
リードしているとは言っても1点なので、追加点を奪いたいところだったけど、
やはりこの日の高温多湿の気候は、ガンバの選手たちの体に堪えていたようで、
速攻出来そうな場面でもセーフティにスローダウンする場面が多くなったね。
ただ、普段この気候で試合をしているはずのラーチャブリーの選手たちが、
ガンバの選手たちより先に足が止まったのには、
「なんでやねん」って思わざるを得なかったけど。
それに、このスタジアムはピッチも劣悪で、
ラーチャブリーはケガ人で交代枠を2つ使っただけでなく、
交代枠を使い切ってからもネゲバが足首を痛め、最終的には10人で戦う羽目になるなど、
踏んだり蹴ったりの状況でなんだか気の毒だったね。
後半アディショナルタイムには、山下に代えて岸本を投入し、
1-0で試合をクローズする流れになっていたけど、その予定調和を崩したのは食野。
左サイドで出場しているはずなのに、再三真ん中に出てくるなど、
相変わらずフリーダムなポジショニングを見せていた食野だけど、
右のポケットでパスを受けると、振り向き様に左足を振り抜き、
ゴールネットを揺らしてみせた。
ポヤトスが監督になってから冷遇が続いている食野だけど、
少ない出場機会でも結果を残したあたり、
このACL2に向けてしっかり準備してきたことが窺えたね。
この試合の前の時間帯に行われていた東方とナムディンの試合は、
1-0でナムディン勝利に終わったので、
これでガンバはACL2グループFの首位に浮上。
ここから同じ勝ち点で並ぶナムディンと2試合続けての対戦になるので、
ここを2つとも取って、グループF首位通過をグッと引き寄せたいね。
今季最大の山場、乗り越えられるか?!
公式戦7連勝を飾ったガンバの次の試合は、中2日でのアウェイ鹿島戦。
ただでさえも苦手な鹿島が相手なのに、日程面でも不利と、
苦しい試合になる要素はいくつも揃っているけど、
試合会場が成田空港から近いメルカリスタジアム(言い慣れない)なのは、
Jリーグ側のせめてもの配慮ということなんだろうか。
アウェイの鹿島戦は2016年以来勝てていないけど、
今季は浦和にもホームで9年ぶりの勝利を収めているので、次は鹿島にも勝てるはず。
タイ遠征のメンバーから外れて休養十分のアラーノが古巣相手に活躍して、
リーグ6連勝を決めてくれることを期待しています。
ラーチャブリー0ー2ガンバ大阪
’64 安部柊斗
’90+4 食野亮太郎











