【明治安田生命J1リーグ21節 川崎フロンターレvsガンバ大阪】11人で試合をしても勝てそうにない相手に10人でどうしろと

厳しい状況で迎える厳しい相手

前節、アウェイで湘南に敗れ、15位まで順位を落とした我らがガンバ大阪。

そんなガンバが中2日で迎える試合は、
J1リーグのディフェンディングチャンピオン、川崎フロンターレとのアウェイゲーム。

ただでさえも厳しい相手なのに、川崎は前節の鳥栖戦がコロナの影響で延期になったことで、
前の試合から中6日と休養十分でこの試合に臨んでくる。

夏の移籍市場での獲得が決まった鈴木武蔵と食野には、
すぐにでも試合に出場してもらいたいところだけど、
規約上、2人は早くても来週末の大阪ダービーからしか試合に出れないので、
今いる選手たちで頑張るしかない。

3月にホームで川崎と対戦した時はあと一歩のところで勝利を逃しているので、
あの時に獲り損ねた勝ち点3を等々力で掴み取りたいね。

前半7分で終わった試合

夏の9連戦の7試合目に臨むガンバ大阪のスタメン11人は以下の通り。

ここ最近の試合は3バックで戦っていたのにここに来て4−4−2を採用したのは、
同じ布陣で臨んだ4ヶ月前の対戦である程度手応えを感じたからだろうか。

そうは言っても、倉田と南野の2トップでどうやって点を取るんだと思ったけど、
試合開始早々に藤春のグラウンダーのクロスを受けた倉田がシュートを放つ場面があり、
良い感じで試合に入ることが出来た。

と、思っていたのも束の間、前からボールを奪いにいったところを見事に裏返され、
カウンターからレアンドロ・ダミアンに東口の守るゴールを破られてしまう。

追いかける展開になるとどうしても体力を使うので、
コンディション面で不利なガンバとしては先に点はあげたくなかったけど、
前半6分という早い時間帯に失点してしまった。

ただ、この試合の場合、先制点よりも痛かったのがその直後の奥野の退場。

故意に脇坂を攻撃しようとしたわけではないと思うけど、
足が高く上がった分心証が悪く、あまりにも軽率なスライディングだった。

奥野がU-23で良いプレーをしていた頃を見ていたので、
これまで不甲斐ないプレーをしてもいつかやってくれるはずと思って長い目で見ていたけど、
いい加減擁護するのもしんどくなってきたのでやめていいだろうか。

そんなわけで、試合の残り80分以上を10人で戦うハメになってしまったガンバは、
南野を1トップに残した4−4−1の布陣で同点の機会を窺っていたのだけど、
片野坂監督が攻撃に色気を出したのか、程なくして4−3−2の布陣に変更。

この布陣変更が大誤算で、3枚になった中盤の両端のスペースが使われ放題になってしまい、
マルシーニョ、脇坂と立て続けにゴールネットを揺らされてしまう。

きわめつけに、CKから家長に見事なオーバーヘッドシュートを決められてしまい、
前半だけで4失点を喫してハーフタイムを迎えることになってしまった。

後半をやる意味

後半になんとか1点を返したいガンバだけど、終始試合の主導権を握るホームチームに対し、
カウンターやセットプレーからワンチャンスを窺うしかないような展開。

そんな中、レアンドロ・ダミアンには舐めプとしか思えないシザースを繰り出されるし、
小野瀬や倉田は苛立って不必要なファウルを犯してイエローカードをもらうし、
試合を見ていて辛くなってしまった。

川崎にいつ5点目が入ってもおかしくないような展開が続いていた割には、
結局後半にスコアが動くことはなかったけど、
途中出場の小林悠のシュートがクロスバーを叩く場面などもあり、
等々力に訪れた川崎サポーターにとっては非常に満足のいく試合だったんじゃないだろうか。

また、DAZNでこの試合の中継を担当したのは、
前節の湘南戦に引き続き西岡さんと戸田さんのコンビだったけど、
DAZNのエース級の実況アナウンサーと解説者に、
こんなヘボい試合を2試合も続けて担当させて申し訳ない気分だわ。

J1に残ることが最優先

残留争いを生き残るにあたり、得失点差というのも重要な要素なので、
負けるにしても大敗は喫したくなかったけど、今季最多の4失点。

ここでのマイナス4が今後に影響して来ないといいけどね。

順位は前節に引き続き15位のままだけど、
神戸が磐田に勝って3連勝を飾り、16位まで順位を上げてきたので、
下が詰まってきて状況は厳しくなってしまった。

中3日で天皇杯の鹿島戦が控えているけど、
この状況で10個目のタイトルを目指すなんて呑気なことを言ってられないので、
週末の大阪ダービーで勝ち点を挙げるための準備に注力してほしいね。

川崎フロンターレ40ガンバ大阪
’6 レアンドロ・ダミアン
’20 マルシーニョ
’30 脇坂泰斗
’36 家長昭博