【カタールワールドカップ アジア2次予選 日本vsモンゴル】6点しか取れなかった試合と言ってもいい
90分間のオフェンス練習
これまで日本代表の試合は何試合も見てきたけど、
どれだけ格下と呼ばれるチームとの対戦であっても、
ボール支配率72%、シュート41本なんてスタッツは見たことない。
ほぼ2分に1本のペースでシュートを打っているわけだからね。
6-0という一方的な結果ですら、日本が情けをかけたような印象すらあるほど、
両国の間には大きな力の差が横たわっていた。
RDvsIJ
全部で6つのゴールが生まれた試合だったので、
その一つ一つを振り返るのは長くなるのでやらないけども、
この日の日本で特筆すべきパフォーマンスを見せていたのは、
右サイドの伊東純也で間違いないだろう。
森保体制になってからの右サイドハーフのファーストチョイスは堂安だったけど、
右サイドからのカットインを封じられるとプレーの選択肢が狭まることがバレてから、
代表とクラブの両方で結果がついてこなくなっていた。
対する伊東は、脚の速さを生かした縦への突破が魅力的だけど、
左足も使えるため、中に入ってきてからのプレーの選択肢も多い選手なので、
守る側はなかなか的を絞りにくい。
モンゴルのDFのレベルを考慮する必要はあると思うけど、
この試合でこれだけ伊東の右サイドからチャンスが生まれたとなると、
森保監督が次の試合のスタメンで引き続き伊東を起用しても何ら不思議なことは無い。
僕はガンバのサポーターなので、堂安に頑張って欲しい気持ちはもちろんあるのだけど、
現時点では、日本代表の右サイドハーフとしては伊東の方が上回っているというのは、
否定できないね。
ポルシェの華麗な走行は続く
試合後、モンゴル代表のワイス監督が、両国の力の差を、
「ポルシェとトヨタの小型車」と例えていた。
ポルシェほどではないにしろ、トヨタの小型車もそれなりに高性能なので、
来年3月の再戦までにもう少し上手い例えを言えるように、
日本人の奥さんにレクチャーを受けて欲しいね。
そんなポルシェの次戦の相手はタジキスタン。
まだもたつくような段階では無いので勝ち点3がマストだけど、
先日のミャンマー然り、アジア2次予選のアウェイでの試合は、
環境が劣悪であることが多いので、
試合結果と同じくらいケガや体調不良には気を付けて欲しいね。
日本6-0モンゴル
’22 南野拓実
’29 吉田麻也
’33 長友佑都
’40 永井謙佑
’56 遠藤航
’82 鎌田大地