【国際親善試合 日本vsカメルーン】再び航海に出た森保JAPAN

再び動き出したサムライブルーの時計の針

新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、
世界中からサッカーがある日常が失われた時期には、
2020年は日本代表の試合をブログに書くことは難しいかなと思っていた。

そんな鬱屈とした時期が過ぎ、きたる2020年10月9日、
オランダのユトレヒトで開催されたカメルーン戦で聞いたキックオフの笛は、
サッカーがある日常が戻りつつあるとを感じられた瞬間だった。

しかしながら、結果的にこのキックオフの瞬間が、
この試合で一番気持ちが高揚した瞬間になってしまったことは、
残念で仕方ないのだけども。

休みボケでちぐはぐな攻撃

Jリーグでプレーする選手を招集できなかったこともあり、
メンバー全員が海外組という編成でカメルーンと対戦した日本。

カメルーンは低い位置から繋ごうとしてくる割にはビルドアップでミスが多く、
日本は高い位置でボールを奪って攻撃を仕掛けることが出来たのだけど、
攻撃陣の連携が噛み合わず、なかなかシュートチャンスを作り出せなかった。

久しぶりに一緒にプレーするので、
イメージが噛み合わないところもあったのだろうけど、
そうは言っても今まで何試合も同時にピッチに立っているはずなのに、
初めて一緒にプレーしたかのようなイメージの合わなさは残念だったね。

また、衛星中継で音声にラグが発生するということもあってか、
日本のスタジオに居る日テレのアナウンサーと、
現地にいるピッチサイドレポーターとの連携も悪かったし、
副音声にEXITを出演させるなんて誰得な演出も含め、
この試合を中継した日テレも非常に残念だったわ。

あ、でも、この試合でピッチサイドレポーターを務めた中田徹さんが、
Footballistaで連載しているオランダサッカーのコラムは、
いつも楽しみに読ませてもらってますよ。

頼りがいのあるDFライン

低調な前半のパフォーマンスを受け、安西に代えて後半頭から伊東純也を投入し、
布陣も森保監督が広島の指揮官だった頃の代名詞でもある3-4-2-1へ変更。

さらには堂安に代えて久保、南野に代えて鎌田と、
次々と前線の選手を入れ替えてみたものの、
コンビネーションで崩すような場面は後半も見られず。

そんな低調な攻撃陣と対照的に、酒井、吉田、冨安のDFラインは盤石の出来で、
攻め切れずに何度もカウンターを食らっていた割には、
失点しそうな場面はほとんど無かったんじゃないだろうか。

酒井はフランスの名門・マルセイユ、吉田、冨安は、
守備戦術のメッカであるセリエAのクラブでプレーしているだけあって、
海外組だけの日本代表の中でもこの3人はモノが違う感があるわ。

攻撃的なポジションの選手に比べ欧州進出が遅れていた日本人DFが、
サッカーの本場で評価されていることは喜ばしい限りだけど、
この3人に続く選手が出てきていないので、
Jでプレーする若いDFたちには奮起して欲しいね。

エレファントは退治できるか

後半アディショナルタイムのラストプレーで、
伊東の個人技で得たFKを久保が直接狙う場面はあったものの、
相手GKの好守に阻まれてスコアレスドロー。

久々に日本代表の試合を開催できたことは収穫ではあったけど、
それ以外の収穫は無いと言ってもいいような試合だった。

2、3日で突然連携が良くなることも考えにくいし、
13日のコートジボワール戦も大きな期待は出来ないかな。

今回のコートジボワールの招集メンバーは把握していないけど、
ガチメンバーで来るのであればカメルーンよりも遥かに骨のある相手。

そんな強敵相手と対戦できる機会なんて滅多に無いので、
胸を借りるつもりでぶつかって欲しいね。

日本00カメルーン