【明治安田生命J1リーグ27節 ガンバ大阪vsアルビレックス新潟】二回目の新潟クリニックに期待したけどムシが良すぎたようだ

橙色の名医

先日、埼玉スタジアムで行われたルヴァンカップ準々決勝2nd legで浦和に敗れ、
今季のタイトル獲得の可能性が潰えてしまった我らがガンバ大阪。

ただ、シーズンはまだ終わったわけではないので、ホームで迎える新潟との試合に勝利して、
再びトップハーフへ殴り込みをかけて欲しいところだ。

新潟と言えば今年の5月、チーム状態がドン底の状態の時にビッグスワンで対戦し、
その時の勝利をきっかけにしてガンバは上昇気流に乗ることが出来た。

ガンバだけでなく鹿島や横浜FCなど、新潟戦での勝利をきっかけに復調したチームは多く、
その効能から”新潟クリニック”なんて揶揄されているので、
ここのところまた調子を落としているガンバとしては、
再び新潟クリニックの力を借りたいところだ。

新潟クリニックが再診や往診に対応しているのかは知らんけど・・・

重低音のウーが響くパナスタ

新潟クリニックの往診を受ける青黒の患者は以下の11人。

6月のホームでの鹿島戦以来、9試合ぶりのスタメン出場となった倉田が左ウイングに入り、
アラーノを左のインサイドハーフにシフト。

イスラエル代表帰りのネタ・ラヴィや、
ここ最近の試合で左ウイングで良いプレーを見せている宇佐美を、
ポヤトスがどのタイミングでピッチに投入するのかが注目やね。

5月にビッグスワンで対戦した時と同様、この日のガンバはボールポゼッションに固執せず、
前からのプレスで新潟のビルドアップを高い位置で引っ掛けて、ショートカウンター狙い。

この戦い方がハマり、前半から何度か決定的なチャンスを作り出すも、
黒川のクロスや山本のCKをことごとくアラーノが決められず、先制点には至らない。

今季チーム最多の7得点を挙げているアラーノだけど、
もともと鹿島時代からシュートの上手い選手ではないし、
得点以外の面の貢献度を考えるとあまり批判する気にはなれないんだよな。

どちらかと言うと、シュートを外しているアラーノよりも、
CFのジェバリが全然シュートを打とうとしないことにフラストレーションが溜まるんだが。

一方で、ここ最近あっさり先制を許す試合が続いていた守備陣は、
小見にポスト直撃のシュートを放たれる場面はあったものの、
前半を通しで見たら福岡と佐藤が集中した守りを見せていたと思う。

小見は昌平高校時代から知っているけど、トレードマークの坊主頭は当時のままだけど、
プレッシャーの厳しい位置でも嫌がらずにパスを受けようとするし、
フィジカルも強くなっているし、良い選手に成長したなと思ったね。

ちょうどガンバのウイングのポジションは手薄なので、
来季は青黒のユニフォームを着てみないかい?

一発がある相手にリードは1点では心許ない

お互いに選手交代無く迎えた後半は、まず新潟が主導権を握る展開になったけど、
すぐさまガンバが握り返す。

すると、流れの中から左サイドにポジションを移していた食野が、
黒川とのパス交換で中央に持ち込むと、
強引に体を捻って放ったシュートがゴールネットを揺らし、後半18分にガンバが先制。

対応していた元青黒戦士の高としては、
U-23で共にプレーした食野のプレーは熟知しているはずなのに、
簡単に中に行かせてしまったのは軽率だったね。

先制してからも、ポヤトスは倉田に代えてネタ・ラヴィを投入するなど攻撃の手を緩めず、
2点目を取りに行ったのだけど、後半もアラーノのシュートはゴールネットを揺らすことはなく。

と、なると、途中出場の宇佐美に期待がかかるところだけど、
この日の宇佐美は途中出場にも関わらず攻守両面で運動量に乏しく、
何しに出てきたんだというパフォーマンスに終始。

すると、そんなガンバの間隙をみすみす新潟が見逃すわけもなく、
千葉の縦パスを三戸がスルーして最前線の高木に通ると、
高木のワンタッチの落としを受けた三戸が佐藤の股を抜いてペナルティエリア内に進入し、
東口との1対1を制して後半38分にスコアを振り出しに戻してしまう。

ジェバリの千葉への寄せが遅れたとは言え、
敵ながら見事な教科書通りのポストプレーからの得点だったと思う。
(もう1回同じことをやれって言われても難しいだろう)

まあ、失点してしまったものは仕方がないので、気を取り直して勝ち越しゴールを奪いに行くも、
山本の浮き玉のパスに合わせたジェバリのボレーシュートは小島の好セーブに防がれ、
アディショナルタイムの石毛のシュートもポストを叩き、勝ち越しならず。

公式戦の連敗は3でストップしたものの、勝ち点3は取り損ねたと言う結果になってしまったね。

同じ相手に4連敗は勘弁

新潟クリニックは往診を受け付けてくれなかったけど、
試合内容に関しては今月の試合で一番良かったと思うので、
次節のホームでの浦和戦に向けて良いキッカケを掴めたと思いたい。

浦和とは今季3度対戦して全敗なので、次こそは一矢報いたいところだ。

ルヴァンカップで対戦した感じ、
浦和のゾーンディフェンスを攻略するのは相当難易度が高そうだけど、
F1の日本GPと試合日が被っているので、F1好きのスコルジャが上の空になって、
采配ミスをしてくれることに期待したいね。

ガンバ大阪1ー1アルビレックス新潟
’63 食野亮太郎
’83 三戸舜介