【国際親善試合 日本vsセルビア】ピクシー不発でウノゼロ勝利

サッカーはヨーロッパだけものじゃない

この日の日本の対戦相手はセルビア。

欧州勢と試合をするのは久しぶりだなと思っていたら、
それもそのはず、ロシアワールドアップのベルギー戦以来約3年ぶりだとか。

ロシアワールドカップ以前は欧州勢とテストマッチを組む機会も割とあったのだけど、
2018年からUEFAがインターナショナルマッチウィークを利用して、
ネーションズリーグという大会を開催したせいで、欧州勢のスケジュールが押さえられず、
ここ最近のテストマッチは南米勢やアフリカ勢ばかりだったからね。

先日、欧州の複数のビッグクラブがスーパーリーグ構想を立ち上げたものの、
現地ファンの猛反発に遭って断念したことが話題になっていたけど、
個人的にも、サッカーというスポーツがどれだけグローバルなものになっても、
サッカークラブは地元の生活や歴史、文化に根ざしたものであってほしいと思うので、
スーパーリーグ構想自体には反対という立場ではある。

ただ、ネーションズリーグ然り、
選手の負担も考えず余計な試合ばかり増やす拝金主義のUEFAに辟易しているところもあるので、
スーパーリーグのような構想が出てくるのも致し方ないかなと思う。

セルビアがEURO2020の出場権を逃したことで、
たまたま今回、キリンチャレンジカップでセルビアが来日することが出来たけど、
サッカーはヨーロッパだけのものじゃないというのは、
UEFAのお偉方には理解していてほしいなと思う。

前半スコアレスという懐かしい響き

この日、神戸のピッチに送り出されたのは日本の11人は、GKが権田、
DFラインは右から室屋、植田、谷口、長友、中盤が守田と橋本で、
2列目は右から伊東、鎌田、南野、そして1トップに古橋。

序盤こそ古橋がロングボールに反応してチャンスになりかける場面はあったけど、
時間が経つにつれてアジャストされると、以降は鎌田と南野のアイデア頼みといった感じで、
効果的にチャンスを作り出すことが出来なかった。

また、この日のセルビアは5バックでサイドのスペースも消してきたので、
伊東純也のスピードが生きるような場面も少なかったしね。

日本でもお馴染みのセルビア代表の指揮官は、
現役時代はクリエイティブなプレーで観客を魅了する10番の選手だったけど、
監督としては手堅くて割と現実的な戦い方をするというのは、
名古屋の監督時代にも実証済みなので、この塩分濃度の高さは想定内。

ここ最近、大味な試合が続いていたので、
スコアレスで前半を折り返すという試合展開がすごく新鮮に感じられたわ。

新たな武器が見つかった一方で

後半に得点を挙げるべく、森保監督はハーフタイムで古橋と橋本に代えて、
オナイウと川辺を投入すると、後半3分に鎌田のCKから伊東純也が決めて、日本が先制に成功。

谷口がニアで逸らしたボールをファーで伊東が決めるという、
あまり見ない形だったけど、自分たちの流れとは言えない時間帯に、
セットプレーから得点を挙げることが出来たのは良かったと思う。

1点リードした日本は、その後も追加点を奪うべくセルビアのゴールに迫った日本だけど、
その日本の選手の中で目を引いたのがオナイウ。

所属のマリノスで結果を残しているとは言え、どこまでやれるか未知数なところがあったけど、
身体の強さを生かして前線で攻撃の起点になるだけでなく、
オフサイドになったもののゴールネットを揺らす場面もあり、
セルビアの屈強なDF陣相手に十分に渡り合っていたね。

今後、カタールワールドカップのアジア最終予選を戦う上で、思わぬ収穫が見つかった一方で、
伊東純也との交代で後半31分からピッチに入った浅野は、
この日も決定機を決めきることが出来ず。

セルビアの強豪のパルチザンに所属していたものの、
給料の未払い問題で退団したという経緯もあり、
今回のセルビア戦には少なからず思うところはあったと察するけど、
何度もチャンスを与えられているのに、こんなプレーを続けているようでは、
森保監督のお気に入りだから日本代表に呼ばれているという批判が収まることは無いだろうね。

ドドドド怒涛の9連戦の千秋楽

先月のミャンマー戦から続いた日本代表の連戦も、次戦のキルギス戦でひと段落。

まあ、負けることはないと思うけど、
先日のタジキスタン戦では思わぬ失点を喫してしまったので、
次はクリーンシートで終われるように気を引き締めて試合に臨んでほしいね。

日本10セルビア
’48 伊東純也