【明治安田生命J3リーグ2節 ガンバ大阪U-23vsセレッソ大阪U-23】トップチームのダービーで溜まった溜飲は下がらず

2020年7月13日

2日連続の大阪ダービー

昨日のトップチームの大阪ダービーに続き、今日はU-23の大阪ダービー。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う長期間のリーグ戦中断が無ければ、
このような2日連続の大阪ダービーなんて実現しなかったんだろうなと思うと同時に、
15年前ぐらいに1ヶ月に3回も大阪ダービーをやって食傷気味になったという、
随分と古い記憶も同時に蘇ってきた。

昨日は兄貴分が17年ぶりにホームでお隣に敗北を喫するという屈辱を味わっただけに、
今日は弟分が借りを返したいところ。

ただ、お隣の弟分も兄貴分と同様に、オーガナイズされた守備をベースに、
ソリッドな戦いをする手強いチームだったね。

ビルドアップも出来るモダンなサイドバック

先日の讃岐戦と同様に、トップチームと同じ3-5-2の布陣でこの試合に挑んだヤングガンバ。

ところが、セレッソのストロングポイントである左サイドから攻め込まれ、
ゴールライン上でクリアしてなんとか失点を防いだり、
ゴールポストに助けられたりとあわや失点という場面が何度も続いた。

左サイドがストロングポイントというのはガンバも同様だけど、
山口、黒川、川崎のユニットが今一つ機能せず、
なかなか攻撃で良い形を作り出すことが出来なかった。

この試合がJ3のデビュー戦になった黒川には個人的に注目しているのだけど、
この試合では黒川個人のパフォーマンスが良くなかったというよりは、
まだ周囲が黒川の特徴を理解できていないのかなと思うところがあった。

昨年、トップチームでのプレーを何試合か見た印象では、
かつてガンバの左サイドを担った下平匠のように、
深い位置から角度をつけてFWにくさびのパスを出せるので、
FWの選手は黒川がボールを持った時はクロスを待つんじゃなくて、
くさびを受ける動きをして欲しい。

この試合での高木と唐山の2トップはあまりそういう動きをしていなかったけど、
黒川を起点として左サイドからビルドアップして崩す形が出来れば、
ガンバの攻撃のバリエーションも増えるんじゃないかなと思う。

攻撃のスイッチを入れるのは誰だ?

前半を低調なチームパフォーマンスで終えたガンバは、
後半からシステムを4-4-2に変更。

すると、前半とは一転、ガンバが試合の主導権を握り始める。

そんな復調したガンバの中心にいたのは、
後半頭から白井に代わって右サイドハーフに入った福田湧矢。

お行儀よくアタッキングサードで横パスを繋いでいた前半からは一転、
相手DFを引きずってでもボールを前へ運ぶ闘志あふれるプレーに、
福田が何かやってくれるんじゃないかという期待は俄然高まった。

その反面、中盤の底で司令塔の役割を担っていた市丸が、
無難なプレーに終始していたのは残念だった。

タビナスが最終ラインからチャレンジングな縦パスを何本も送っていたけど、
本来、こういう攻撃のスイッチを入れるパスは、
ボールに一番触れる機会が多い市丸が出して欲しい。
(まあ、タビナスの縦パスはほとんど通らなかったけど。。。)

止める蹴るの基本技術がしっかりしていて、
ユースの頃から期待が高かった市丸だけど、
右から来たボールを左に流すだけのボランチでは、
いつまで経っても危険な選手にはなれないよ。

ダービーの傷を癒すのは選手やサポーターだけではない

結局、スコアは最後まで動かず、U-23のダービーはスコアレスドロー。

昨日のトップチームの敗戦で溜まった溜飲は下がることなく、
不愉快な月曜日を迎えることになりそうです。

U-23の次節の試合は中6日空いてホームで鳥取戦だけど、
この1週間でチームのパフォーマンスがどれだけ上げられるかと同じくらい、
2日連続の試合で傷んだパナソニックスタジアム吹田の芝が、
回復するかも気になるところ。

過密日程で大変なのは選手だけでなく芝生も同様なんですね。

ガンバ大阪U-23 00 セレッソ大阪U-23